果実栽培では、農作業の省力化や早期成園化をねらって色々な樹の仕立て型があります。
梨では、2~3本の主枝と亜主枝を四方に広げて棚にする樹形が樹が安定して一般的でしたが、最近は樹体ジョイント型という仕立て型が広がっているそうです。この仕立て型は、2m間隔に植えた梨の木を途中で折り曲げて隣の樹に接ぎ木し、1列の長い主枝をつくるものです。私はまだこの仕立て型を見たことがありません。「晴美ファーム」の梨も昔ながらの仕立て型です。
今日は、津山市で(私にとっては)面白い仕立て型をした梨園を見つけました。ぶどうの仕立て型と同じように主枝を4本出して「H」型にし、一直線になった主枝から同じ方向に結果枝をだしていました(これを改良したのが樹体ジョイント型だそうです)。「晴美ファーム」でも挑戦しようかなと思いました。