最近、地域内を車で走っていると黄色く色づいた稲の刈り取りはほぼ終わったのに黄色くなっている田んぼがあります。セイタカアワダチソウの花です。荒れた田んぼが増えそこにセイタカアワダチソウが繁茂しているのです。農家が減り耕作条件の悪い山間棚田だけではなく最近はほ場整備のされた水田も荒れてアワダチソウが広がっています。荒れた水田は田舎の景観を壊すだけでなく、郷土愛?をも減退させそうで心配です。「晴美ファーム」では近所の遊休農地を借りて黒大豆等を栽培していますが、個人でできることには限界があります。地域として住民が協力して活動すれば道も開けるのかもしれませんが、進んで世話をしようという人はなかなかいません。
西条柿は3日間で計35パック売れたみたいです。60パックの半分は売れましたが家に残している柿の果肉が柔らかくなってきたので明日には直売所に行って残っているパックを回収しようと考えています。7,350円の売り上げで渋抜きとパック詰めに要した経費が3,300円だったので利益は4,050円です。収穫から集荷までに2人分(16時間)要したので日当は2,000円ということになります。これをどう考えるか?
今日は近くで乳牛の餌に使うWCS(ホールクロップサイレージ)用稲の収穫がありました。刈取機を近くで見るとでっかくて戦車のような感じです。恐らく1台1,000万円以上はするので飼料の採算を考えると補助金は必要です。
2015/10/17 西条柿のあわし柿出荷
先週の日曜日からドライアイスで渋抜きをしていた西条柿を今日はビニール袋から出しました。脱渋期間は6日でしたが上手く渋が抜け、肉質は適度な固さで食感も上々だったので直売所に出荷してみました。
困ったのは価格設定、最初は3個入りパックを350円としましたが、他の人が190円で販売しており、店の人からも「少し高いのでは‥」と言われ急遽210円に値を張り替えての出荷となりました(外観は「晴美ファーム」の方がはるかに良く自分ながら美味しいと思っているのですが‥)。
脱渋、袋詰め、PRシール貼り等かなり手間がかかっているのに1個70円(直売所の手数料が17%なので残るのは58円)とは生産者にとっては辛いのですが‥。まあ、明日売れるかどうかも分かりませんが‥。