2015/11/20 農園の拡張開始
2015/11/18 ぶどうの葉の色づきの違い
2015/11/16 黒大豆の葉もぎ開始
朝晩めっきり寒くなり、黒大豆の葉もすっかり黄褐色に変わり落葉を始めました。「晴美ファーム」では昨日から変色した葉のもぎ取りをはじめました。黒大豆の葉は11月の中旬頃から自然に落ち始めますが、葉がいつまでも残っていると豆の乾燥が遅れて収穫も遅くなってしまいます。黒大豆は正月のおせちでの利用が多いので年内に早く出せばそれだけ価格も高くなるので少しでも収穫時期を早めるために葉をもいで莢が霜によく当たるようにして乾燥を進めるわけです。また、葉をもいでおけば脱粒作業の効率があがり作業も楽になります。以前は近所の農家の多くが葉もぎをしていましたが、結構重労働なので最近では農家の高齢化もあってそこまでして収穫時期を早めようという人は少なくなりました。
「晴美ファーム」では、出来るだけ除草剤は使わないで、果樹の株もとは落ち葉と細断した茅を敷き詰めて草が生えるのを押さえ、それ以外の所は草が程度以上に大きくなれば背負式刈払機や自走式草刈機で刈っています。
しかし、厄介なのがクローバーです。クローバーは他の背高くなる雑草を押さえてくれるのでわざわざ種を播いて殖やしている人もいるのですが、全面を覆うと春先に地温が上がらなくて収穫が遅れるほか、繁茂し過ぎると刈払機の歯に絡みついて歯が回転しなくなり取り除くのに手間がかかってしまいます。そのため「晴美ファーム」ではクローバーは除去することにしており、今日はクローバーに除草剤をスポット散布しました。いくら除去してもすぐに種が飛んできて生えるのですが根比べです。
2015/11/13 美作国の一宮、中山神社
2015/11/12 自衛隊と共存する町、奈義町
今日は、奈義町内を走っていて自衛隊の戦車が目についたので書きます。
奈義町には陸上自衛隊第13旅団の第13特科隊、第13高射特科中隊、第13戦車中隊が駐屯する日本原駐屯地があります。また、奈義山麓には広大な演習場もあります。自衛隊の組織体制についてはインターネットで調べて大体理解できましたが13旅団は中国地方5県を管轄に持つ師団より少し規模の小さい組織とのことです。日本原駐屯地には以前息子が駐屯地主催のソフトボール大会に参加した時に応援に行き中の様子を少し見させてもらったぐらいですが他にも色々とイベントをやられているようです。今日も駐屯地の外から見ていると隊員の方がテキパキと作業をやられていました。奈義町は「自衛隊と共存する町」を掲げて町づくりをしており、過疎化が進む中での駐屯地は色んな面から地域の活性化にも役立っているようです。
今日は諸用で奈義町に行ったので、久しぶりに奈義町現代美術館に寄ってみました。
この美術館の特徴はなんと言っても奇抜な建物です。建物は「太陽」の棟と名付けられており、他の「大地」の棟、「月」の棟の3棟で館を成しています。「太陽」の棟は巨大な円筒形の建物で軸線を正確に南北にして更に1/8傾けてあります。外観だけでなく中に入ると更に驚きです。中には京都龍安寺の石庭があるのです。今日は写真は載せていませんが、内円に配置された石庭が傾いて配置されており中に入ると平衡感覚を失うような不思議な世界を楽しむことができます。
奈義町には那岐山の他、菩提寺の大イチョウ、化石博物館「ビカリア」や「山の駅」など見所一杯なのでゆっくり訪れたい町です。