今日も１日よく動きました。
朝５時半過ぎからぶどうを収穫して７時過ぎに直売所に出荷。その後、贈答向の箱詰めと発送。第３ファームの草刈り、瀬戸ジャイアンツの脇芽取り、自治会の資料作りと会議、第１ファームハウスの潅水、家に帰ったのは夜９時過ぎ。今は好物のビールとホルモンでほっとしています。しかし、ゆっくりするわけにはいきません。明日も日曜日ですが６時前からぶどうの収穫が待っています。

ここ数日は朝晩かなり涼しく感じられるようになりました。
しかし、晴美ファームではピオーネとサニードルチェの着色がよくありません。どちらも大房を多く着けすぎたためでしょうが特にピオーネは赤粒が残って外観が悪いのでかなりの房を出荷できないで廃棄しないといけないと思います。
今は、直売所に青系の瀬戸ジャイアンツを出荷しているほか、贈答向けに、ロザリオヴィアンコに色がついたがサニードルチェとクイーンニーナを合わせて出荷しています。来週からシャインマスカットの本格的な収穫を始める予定で赤嶺、コトピー、オリエンタルスターはもう少し先になりそうです。
今日は午後から尺八の練習に佐用町に行きました。棚田でも稲刈りが始まっていましたが、狭くて扁形な水田でのコンバイン収穫は大変そうでした。

晴美ファームでは、１１種類のぶどうを栽培しています。それぞれ甘さ、肉質、香り、ジューシーさ等に違いがあり、人によって好き嫌いがあります。
その中で異常なのがシャインマスカットで、シャインを欲しいというお客さんが圧倒的に多いのです。シャインは甘くて種がなく皮なり食べれるぶどうですが私はなぜこれほど人気があるのか分かりません。今はぶどうのほとんどが種がなく皮なり食べれます。確かにシャインは甘くて永く樹に残しておけば極甘になります。しかし、シャインと同等に甘くてシャイン以上にジューシーで香りがよく美味しいぶどうもあります。
晴美ファームでも消費者の希望が多いのでシャインを５本植えてはいますが、私は将来甘いだけ？のシャインの人気は下がるものと思っています。栽培もそれほど難しくない（青系ぶどうなので返ってピオーネよりつくり易い）シャイン、高値なので全国各地で栽培が増えているシャイン、いずれ価格もピオーネ同等かそれ以下に下がるものと考えています。あくまでも私見ですが‥。
今日も晴美ファームのぶどうを使ったムースを頂きました。また、ぶどうを差し上げた方から手作りケーキも頂きました。いろいろ話が進み、一緒に加工所を作って晴美ファームの果物等を提供してお菓子など加工品ができれば面白いなあという話になりました。

草刈りをしたあと、家に帰ろうと思い、車に乗り、ドアを閉めた途端に、反対側のトラックの窓が割れました。一瞬何が起きたのか分かりませんでしたが、窓ガラスが粉々になって、ザラザラっと落ちたのでした。

ドアを勢いよく、バタンと閉めたからガラスが壊れたのか。と思いましたが、それでもそんなことは無かろう。と車家さんに持って行きました。

「何かキズがついていたのでしょう。」ということでした。ああ、残念。新車のトラックだったのに。予定外の出費になりそうです。

今日も午前中は直売所への出荷、贈答向けの送りなど忙しかったですが、作業は１１時で切り上げて岡山へ水彩画を習いに行きました。樹にはぶどうがまだたくさんついているので、午後からも収穫すればいいのかもしれませんが、気温が高くなる午後に収穫すると実の傷みが早くなる？ので晴美ファームでは気温の低い早朝収穫で出荷しています。
先日（４日）の日曜日は豊国原の秋の環境整備作業でした。豊国原では自治会事業として水路掃除と２回の環境整備の年３回住民総出で作業をしています。自治会活動への協力者が年々少なくなっている地区が多くなっているようですが、豊国原では高齢者世帯と諸用でやむを得ない人以外は参加し参加率は８５％前後と髙くありがたいことです。

夕方、玄関がピンポンと鳴ったので、出てみると、近所のTさんがなんと、ゼリーを持って来て下さっているではありませんか。Tさんはお菓子作りがとても上手な方で、お菓子を商品化したらどうですか？と声を掛けられたこともある方です。

「あれから、家に帰ってからゼリーを作ってみたんよ。」

と言われて、出されたのが、ピオーネ色の２層のゼリーで、上は透明、下はピオーネ色つまり、濃い紫色のプルンプルンのデザートです。そして、なんと、我が家の瀬戸ジャイアンツが並べてあるそうです。

いただいてみて、またびっくり。ワインが入っていてとても美味しいのです。それから、瀬戸ジャイアンツは皮まま食べられるので、とても便利です。ぶどうがゼリーといっしょに美味しくいただけるのはありがたいことです。皆さん、瀬戸ジャイアンツでゼリーを作ってみてください。

今日も１日中いろいろありました。 直売所へのぶどうの出荷、贈答用箱詰めセットの送り、ぶどう狩りのの受け入れ、自治会の環境整備作業、ひまわり園の草刈り整備、井堰の草刈り管理、最後が黒大豆の害虫防除。暗くなってやっと１日が終わりホットしているところです。 黒大豆の害虫防除は予定外の作業でした。たまたま黒大豆畑を眺めていたら葉が所々白くなっていました。よく見ると白くなった葉の裏には青い小さな幼虫がたくさんいます。ヨトウムシです。放っておくと畑全体の葉が無くなってしまうこともあります。急いで農協で農薬を買ってきて防除しました。農薬を使わない農業が良いのでしょうが、以前黒大豆を無農薬で栽培したことがありましたが、毎朝手でヨトウムシの幼虫をバケツ一杯集めて処理しました。いくら健康のため消費者のためと言っても投じる労働量と価格があいません。農業経営を安定させるためには病害虫は早めの適期防除で回数を減らすのが最善だと思っています。

ここ数日風邪気味で熱っぽく調子があまりよくありません。しかし、ぶどうの成熟は待ってはくれないので毎日少しづつ直売所向けと贈答用を出荷しています。
今日からは赤系のクイーンニーナも贈答向けに出荷できるようになり、箱詰めも２ｋｇ箱で４品種詰めを始めました（シャインも入って２５００円～２８００円、送料別）。また、４ｋｇ箱に好みの品種を詰め合わせた販売も始めました。房が大きすぎたりして詰めるのに手間がいりますがお客さんに喜んで頂くために頑張っています。

今日は大阪からＴさんとＩさん家族が収穫体験に来られました。
遠くから晴美ファームに来ていただけるのは本当にありがたいことです。
ぶどうの説明をしているとついつい夢中になり自分の好みのぶどうをＰＲするなどしゃべりすぎてしまうのが自分悪い癖で反省しています。ぶどうの品種の特徴を知り収穫を楽しんでもらえたなら幸いです。また、来て下さい。

今日から９月。今朝の温度計は１６℃、寒いくらいでした。ピオーネは色つきが悪くまだ半分以上が樹に残っていて商品になるか心配しているところですが、この気温の低下で色つきが少しでも良くなるのを願うばかりです（このまま着色しないと甘くても外観が悪いので廃棄する房が多量に出そうです）。
黒大豆の花が莢になってきました。
今年は花の咲く時期（８月上中旬）に雨が降らない期間が長かったので花の着きが悪いようですが中旬以降は適当な間隔で夕立があり株も生気を取り戻し、花の開花も長く続きました。黒大豆の収穫は１１月下旬からですが１０月になると枝豆として食べることができます。晴美ファームでは希望者に枝豆収穫体験を行っていますので希望の方は連絡してください。黒大豆の枝豆の味は枝豆の中でも最高だと思います。