７月１１日に雷雨があってから今日で１０日間雨が降らず猛暑日です。晴美ファームの第３農園（ぶどう）は土が砂地がかっており乾きやすいので潅水しました。水路の脇に潅水ポンプを載せた軽四トラックを止め、ホースを７０ｍ程伸ばしてぶどうの樹に１本一本水をやっていったので全部を終わるまでに２時間半もかかってしまいました。潅水施設を設置すれば簡単に水やりできるのですが年数回なので時間がかかっても今のまま手やりで潅水しようと考えています。

今日、朝採った桃は色は美味しそうに熟れているのですが、どうもなんか変。表面がふわふわして皮が浮かび上がっているような感じ。待っている間に熟し過ぎたか、と考えましたが・・・特に、皮が手でするすると剥けるみずみずしい感じがなくなっているような。家族で夜、食べてみたら甘い！ということで、なんとか明日も出荷してみます。ある桃農家さんに会いましたが、皆さん悩みを抱えておられるようです。桃作りも大変です。

国際交流をすすめる会では今年初めて春日歌舞伎を体験させて頂きました。春日歌舞伎保存会の皆様にたいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。日本に来た外国の若者に美作市の本物を伝えたいと、強く願ったOさん、Aさんのおかげで実現した企画です。プロジェクターで春日歌舞伎の説明をしてくださり、それをすべて英語に訳して話してくださいました。きっと、メンバーにとって心に残る行事のひとつになったことと思います。

明日はMIEAの行事で春日歌舞伎の体験に行く日です。その中で三味線の体験もして貰おうと計画をしています。我が家へきている彼女に先に三味線を習ってもらおうと昨日から取り組んでいます。日本語の勉強も自然にやっていて、「もう一回はなんですか？」と聞かれ、「リピート！」と答えたりしています。とても熱心で三味線らしい音が出だしました。

我が家に来た女の子はウラル連邦大学の２年生。日本語や日本のことについて勉強中でいろいろなことについて質問してきます。的が外れているかもしれませんが、一生懸命答えています。すると彼女はロシアのことについていろいろ教えてくれます。ロシアの街の中にはライオンという言葉がついている地区が多くあります。ライオンがついている街はベットタウンのようです。街の中心には人が良く通うような小さな店はなくベッドタウンのほうにあるようです。今日はブログを読んで下さっている方が彼女に会いに来てくれました。たまたま自分の部屋で休憩中だったので会うことが出来ませんでした。また国際交流をすすめる会の催しに参加して、彼女に会ってやってください。

今日から、美作市に外国の若者が１０人ほど来ています。毎年行う美作ボランティアキャンプです。今年は台湾、香港、スペイン、ロシア、アメリカなどから来ています。我が家もホームステイをしていますが、今年は初めて女の子を受け入れています。いつもは男の子だったので、ほっといても大丈夫だったのですが、ちょっと勝手が違い、とまっどっています。でもとても前向きの真面目な子で誰からも好感を持たれそうな子です。

昨日からの暑さといったら半端ではありませんね。クーラーのない外での作業も少しはしましたが、クラッと来そうなぐらいでした。桃の選果場はコンクリートの照り返しが激しいので、古いものですが、たてすを立てて、遮光材をつけました。幾分涼しいです。

房の数を減らしたり、房を小さくしたりピオーネに色がつくように考えてきました。さてさてどうなるかなあというところです。袋を外してみたら、色づき始めていました。粒が一つまた一つとはっきり黒色に変わって行く方がよいそうで、そうすると、この写真のような色のつきかたではよくないということか。どうかピオーネの色がつきますように。

毎年、熟し過ぎたり、小さかったりでなかなかうまく収穫できない桃ですが、１つ１つをよく見て今日は収穫をしました。こんなことをやっていると何時までたっても収穫が終わらないので明日からはどんどん採っていく予定です。今日はまず箱を作りました。とても甘い桃ですのでみなさんご注文をください。

瀬戸ジャイアンツ９本分の袋掛けを終了しました。４種類の色の袋を使って袋かけをしました。ブラウン、白、緑、濃紺の４色です。収穫の時期と糖度、外観がどう変わるかやってみました。晴美ファームのメイン品種の一つ、瀬戸ジャイアンツは園主の最も好きなぶどうなので、より美味しく、より形のよいぶどうになるように頑張っています。