今日の朝、第3ファームにピオーネを採りにいくと、次々に白い袋が落ちているのが見つかりました。よく見ると、破ったところから何粒もぶどうが食べられていました。「こりゃあ、いけん。鳥害対策をせにゃあいけん。」ということで、午前中から午後3時くらいまで、鳥害対策に奔走しました。トンネルの上に大きなネットを張ることも考えましたが、ぶどうの葉が繁っている今は無理ということでテグスを張ることにしました!トンネルの上、50センチの高さに1メートル幅で端から端まで何本も張りました。一人では到底出来ないので、近所の男性(いつも助けて下さる方)をお願いして張りました。キラキラ光るテグスと書いてあるので、効果があるのではとも思いますが、幅1メートル間隔では鳥が飛び込んでくるのではないかと心配です。効果はいかに。
愛媛県に豊国地区自治振興協議会の視察研修に行ってきました。直売所の商品づくりも勉強になりましたが、最も驚いた?というのが宇和島市遊子(ゆす)水荷浦(みずがうら)の段畑です。
海岸から急な山の斜面を1~2mの石段が50段以上重なり畑になっているのです。下から見ると山全体が石積みのようで壮観な眺めです。明治から大正にかけてつくられたそうで昭和30年頃には地区の山はほとんど段畑になっていたそうですが今は3ha程しか残っていないそうです。雨が少ないため栽培されているのはジャガイモが主で一部に家庭用のサツマイモも栽培されているそうです。16農家の栽培ですから1農家あたり約20a。石垣部分を除いた実際に植えられているのは半分ぐらいの約10a位と考えられますが1筆1筆は小さくて等高線に沿った長い畑なので、農作業は山登りをしながらするようなもので大変だと思われます。世界農業遺産にも相当する段畑なので是非一度訪問して、農家の苦労を感じ、維持のための寄付もしてもらいたいです。
どうも第2ファームにサルが来ているようです。桃が実っていた頃(7月頃)、桃の木の下に桃の実を食べた後の種がいくつか落ちていました。収穫後、その時落ちていた袋を数えると70余り。どうもサルが食べに来ているような、と思っていたら、今度はりんごがいくつも食べられ残り少なくなってきました。こりゃあ大変だ、とナフコからトゲトゲくんを買って来てゆうべ設置しました。効果はあるでしょうか。
2018/08/18 直売・送りを始めました
2018/08/17 落花生が病気になりました
先月から今月にかけての高温・小雨でちょこちょこ枯れた品種があります。アケビ・ウメ・モミジです。アケビ2本あるうちの1本が枯れました。ウメが1本、モミジが1本枯れました。モミジは虫のせいかもしれませんが、百年以上の古木で残念です。なんとか先日の夕立で枯れる寸前だった桃やキウイなどは持ちこたえています。キウイはほとんど枯れる寸前までいって、水やりをしたら新しい芽がでました。岡山県の南部の方は先日の夕立もなかったそうで、本当にカラカラでたいへんだと思います。一日でも早く優しい雨が降るといいですね。
今朝、第3ファームの露地ピオーネを収穫していたときです。袋を外したピオーネが時々急に黒く色づいているのを発見!去年までの様子と全然違います。いつもならこの時期のピオーネは赤っぽく、それが徐々に黒色に変わっていき、終わりになんとか全部黒くなります。今年は第3ファームだけジベレリンの満開期一回処理をしたのです。花の満開時期に差があるので、すでにいつも通りのジベ処理をしたものもあり、はっきりとは言えませんが黒い房が多いようです。一発処理は粒が大きくなりにくいとも言われるので、成功というわけにはいきませんが、黒いと嬉しくなってしまいます。2日目の今日は彩菜美作店と大阪美濃店にも出しました。売れるといいけど。
昨日に続いて今日も鳥による?ブドウの被害です。朝ブドウ園を見回っていて掛け袋が落ちていたので上を見ると黒い大粒のピオーネの一部が嘴か何かでつつかれたようになっていました。房の一部の粒だけなのでカラスではなく小型の鳥による被害だと思われます。まだ、数が少ないので我慢できますが、被害が増えるようならばテグスを張るなり対策が必要です。今日は夕方に久し振りに夕立がありました。しかし、雨の量は少なくお湿り程度だったので、ポンプによる潅水もしました。今年の小雨にはまいってしまいます。