晴美ファームではハウス栽培のぶどうを実質根域制限(根の広がりを制限する方法)で栽培しています。というのは、ハウス内ではブドウの樹を中心に半径3mの園内だけに潅水しそれ以外はカラカラに乾いていて根が外に広がらないからです。根域を狭めるとぶどうの樹は狭い範囲から水分を確保しなければいけないため小まめにに水をやらなければいけないのですが、自動潅水施設がない晴美ファームではホースでの水やりに時間と手間がかかってしまいます。そこで株元には厚く落葉と細断茅それに完熟堆肥を散布し土の乾燥を抑えています。樹にとって根域栽培は良い生育環境とは言えませんが少ない水を有効に使うためにはしかたがありません。