昼から雷で大雨でした。そのため、昼ご飯が遅くなりましたが雨が降り出すまでトンネルぶどうの余分な房の切り取りや草刈りをバタバタで済ませ、午後はハウスぶどうの新枝の誘引を始めました。誘引とは新しく出た枝が上下に伸びているのを鉄線に固定することです。固定することでぶどうの房が重くなっても枝が折れることも下がることもありません。しかし、誘引にはこつと技術が必要です。品種により違いますがチョット力を入れて枝を曲げると、枝の付け根からポロッととれてしまうのです。瀬戸ジャインアンツやシャインマスカットとその系統はとれやすいので枝がある程度(約40㎝以上)伸びてから誘引します。しかし、いくら気をつけていてもとれてしまします。とれたところは少しコルク化しているので元々取れやすいのだろうと思います。これから数日はとれないかと緊張しながらの作業が続きます。
今日からぶどうの作業に集中です。毎日日の出とともに起きて朝ドラまで2時間ぶどうの生育状況を見て回ります。今の作業は不要な芽の摘み取り(芽かき)は終わったので花穂(かすい)の整形に入りました。ぶどうの実になる花穂は品種ごとに姿が違います。たとえば、ピオーネは大きな花穂が枝に2から3つもつきます。あまりに花穂が大きすぎると枝の伸張が悪くなるので早めに不要な花穂を切り取っています。今年は特に花穂が大きいようで、原因は昨年の収穫後の肥料を少なく抑えたか今年の気候が影響しているのかもしれません。逆にシャインマスカットは肥料を多めにやったのに花穂が小さく貧弱です。肥料は多すぎると奇形花穂が出やすく着色系ぶどうは色つきが悪くなり、少ないと粒太りが悪くなる??ので前年の生育状況を参考に量を調整しなければいけません。