今日の夕方にはぶどう作業場近くにある西条柿の収穫をしました。つるし柿に加工するためには、気温が下がって、寒い風がヒューヒュー吹かないと良いつるし柿にはなりません。まだ暑い季節につるし柿づくりをすると、カビが生えるなど大変なことになります。だいぶ、寒くなってきたので、柿の皮をむいて、紐でつりさげます。大仕事です。

今日は一日中ぶどう園の管理。午前中は補強していた防風ネットの撤去。午後は草刈り。第１ファームは刈草が多かったので集めて落ち葉が風で飛び散らないように幹の周辺に囲むように集めました。第３ファームは園周囲の草刈り。今日は外でじっとしていると寒いような風も強い日でしたが、動いていると適度な気温で効率的に作業ができました。

ぶどうの収穫も残りわずかになり作業にも余裕がでてきたので今日は岡山に水彩画を習いに行ってきました。いくら農作業が忙しくても趣味だけは持っていたいので尺八と水彩画だけは続けていこうと考えています。どちらも人に言えるような腕前ではないのですが‥。

晴美ファームでは如何に美味しいぶどうをつくるかにこだわって頑張っています。その中でも最も力を入れているのが瀬戸ジャイアンツです。今年は８月後半の長雨の影響が心配でしたが糖度は例年以上に上がりました。果皮のカスリは多く発生しましたがカスリが出た方が糖度が高い傾向があるのでカスリのあるものから収穫していきました。今年も後半になり瀬戸を名指しで注文して頂けるお客さんもでてきたので瀬戸単独で箱出荷も行うようにしました。ただ、２ｋｇ箱に入るような小さな房が少ないので箱詰めに苦労します。

昨晩の久しぶりの雨のあと今日は一転寒い？一日となりました。寒くなると食べたくなる果物もぶどうから柿そして柑橘へと変わってきます。晴美ファームでも富有柿が色づき甘くなってきました。ぶどうはまだ４００房程残っていますがゆっくり味わいながら収穫していこうと考えています。
ところで、今日は良い報告がありました。この夏、近くの小学生が夏休み自由研究に晴美ファームのぶどうづくりを調べに来ました。その研究のまとめが入賞したとのとのことです。小学生にぶどうづくりについて関心をもってもらえたことは嬉しいことです。

ぶどうの収穫も最終戦。困っているのがロザリオヴィアンコです。
甘さとジューシーさは、瀬戸ジャイアンツやシャインマスカットと同等（自分は同等以上と思っていますが）なのですが大房になりすぎました。大きすぎて箱に入らないので直売所で個別売りをしていますが片手では持てないような大きさで１房１．６ｋｇもあります。今年は種なし処理を失敗して種ができたので安価に値付けしていますがあまりに大房なので一日に多くはさばけれません。長く樹につけていると樹に負担がかかるので早く収穫を終わりたいのですが‥‥。

朝からインコのピーが元気がなく、かごから出して手にのせても、ひゅうと目を閉じてしまいます。こりゃあ、どうしたんなら、と思って、家族に言いまくってみましたが、みんな、知らないというし、このまま、死んでしまうのかと心配で心配で。それでも、ぶどうの仕事はあるので、いつも通りしていると、昼ごろから徐々に回復してきました。寝不足だったのかもしれません。夕方にはなんとか、まあまあ普通に近く動くようになり、ほっとしていると、今度は猫のクロが部屋から逃亡。パートナーが久々にクロの部屋を掃除中に脱走したそうです。まあ、たまには外に遊びに行きたいわな、と思い、寝ました。（夜のうちに戻ってきていました。）

近くの稲刈りが終わった田んぼにカラスの大群がいました。落ち穂を食べているようです。落ち穂を食べるだけなら良いのですがぶどう園にやって来ないか心配です。というのは、ピオーネは鳥害が多いので防鳥ネットを張っているのですが、シャインマスカットと瀬戸ジャイアンツには今まで鳥害がなくネットを張っていないからです。しかし、シャインがカラスの被害を受けたという話も聞くのでぶどう園に押し寄せてこないか気になります。来年はシャインにもネットを張ろうかなと考えています。

一昨日からぶどう園の管理に入っており、今日は園の草刈りをしました。今の時期、草を刈っておくと落ち葉を集めやすくなります。しかし、刈る前の作業が大変でした。既にかなりの葉が落ちていたためそのまま刈ったのでは病気を持った葉を草と一緒に粉砕してしまい病原菌が園内に広がってしまう恐れがあります。そこで草刈りの前に落ち葉全て拾い集めて持ちだしたので時間がかかりました。草刈後の園内は写真のようにゴルフ場のグリーンとはいかないまでもすっきりしました。
ぶどうの味にはまだまだ満足していませんが園内外の環境・美化には自信があります。
追伸：今日は新規就農希望者への説明会がありました。今年から美作ぶどう部会でも新規のぶどう栽培希望者を受け入れることにしており３人の希望者があり、ぶどう栽培について説明しました。新しいぶどう栽培の仲間が増えれば良いのですが‥。

今日の夕方、テレビで丹波黒枝豆の出荷体験のニュースをしていました。丹波黒、作州黒と並び称されることを目標に生産や販売を頑張っているいるのは美作市の黒大豆枝豆出荷農家の皆さんです。毎日、彩菜茶屋に枝豆が並んでいます。我が家はぶどうが忙しくて、作州黒枝豆は出荷できませんが、みなさん、ぜひ、作州黒枝豆を買いに来てください。作州黒枝豆は豆の味が甘く、ふくよかな香りが良く美味しいです。