2025/05/31 今日も午後すべてジベ処理
午前中はピオーネの先端をぜんぶ止めて、ハウスに入り、クイーンニーナの誘引などをしているとあっという間に時間が過ぎてしまいました。そして、今日も午後はジベ処理。まだ開花してないと思っていた第3のピオーネも全体の5分の1くらいはジベ処理しました。その後、露地のシャインマスカット5本分、そこからハウスに行って、シャインとロザリオヴィアンコを確認しました。もう終わりかと思ったら違います。それから、小ハウスに行ってシャインとクイーンニーナを仕上げて、また第3の露地のクイーンニーナに行って、ジベ処理しました。最後は暗くなり、開花しているのかいないのかわからないぐらいになりました。これほど大変なのは数日だけかな、と期待しているのですが、まだ瀬戸ジャイアンツもあるし、どうなるのでしょう。
今日はピオーネ、BKシードレス、オーロラブラック、サニードルチェ、ハウス内のクイーンニーナ、赤嶺の種無し処理をしました。どれもジベ液の濃度が様々で、ぶどう栽培講習会の資料とにらめっこして種無し処理をしています。
ピオーネは着色促進のためジベの一回処理をします。濃度はフルメット10PPMです。オーロラブラックなどの黒や赤の色系は2,5PPMです。それから、BKシードレスはジベも倍の濃さで、フルメットも濃い方の5PPMです。きっと皆さんにどういうことなら、と言われますね。
そして、濃度だけでなく、ぶどうの花が満開のときか満開後3日以内にジベ処理をしなければいけません。この最適なときにしようと思っても、どの房のぶどうも同時に開花するわけではありません。一つ一つ見て回って、「これは満開だ。」と見とってジベ液に漬けるのです。真剣勝負にならざるを得ません。顔がしかめっ面になっているかも。です。
2025/05/29 桃の摘果
久しぶりに第2ファームの桃のことを書きます。実はここ2ヶ月ほどはほとんど第2ファームに行けなくて、ぶどう仕事や他のことに追われていました。なぜかと言うと、お知らせしていなかったのですが、3月の末にパートナーが大腿骨を骨折したので、いつも第2ファームの果物の世話をしてくれる人物がいなかったということが原因なのです。様々いろいろ大変だったのですが、やっと2週間前に退院したので、久しぶりに桃の摘果ができたということです。私の方で、桃の花が咲いたときに「摘花」だけはしていたのですが、なかなか無事に育つというわけにいかず、一日も早く摘果して、実を大きくしてやらなくてはと今日の作業になりました。あと1か月したら生育期間は終わるのですが、間に合って大きくなってくれることを願っています。
例年、シャインマスカットはこの時期に花振るいの心配が大きくなります。一昨年頃のジベ処理のとき、ジベ液に花を漬けるとバラバラと蕾や実が落ちてしまって、目の前が真っ暗になってしまったことがありました。花振るいと言います。
今年もシャインの穂が弱いような気がして、どうしようか、どうしようかと言っていると、パートナーがあの時は水の中につけても軸が流れてしまったよ、と言ったので、フルメットなどの薬を入れずにほぼ咲いた房を水につけてみました。「大丈夫でした‼」実も軸も流れず、元気でした。ほっとしました。明日からシャインマスカットの種無し処理(ジベ処理)をします。写真はまだですが、全部、開花していたら、ジベ液につけることができます。蕾があると種ができます。しっかり見分けて、種の無いぶどうに作ります。
2025/05/26 瀬戸ジャイアンツ誘引完了
朝、5時より露地のシャインマスカットの脇芽切りと誘引。手間がいるので、朝食までの2時間、必死でして36mの通り、行き帰り1通り。昼までの4時間で2通り。1時からの2時間の1通りでやっと終了。それから、瀬戸ジャイアンツの誘引に取り掛かって唖然とする。なんと、昨日雨で見なかったので、瀬戸が伸びているのなんのって‼半通りやってみたけど、太さと様々な方向に「できん‼」と叫んでしまいました。それを聞いたバイトさんたちがちょっとでもできることを、と手伝ってくれたり、別の畑で、誘引していたお助け人も来てくれたりで、少し心も落ち着き明日への目途が立ちました。
そして、家に帰ったら、大好きなきゅうりが成長して伝うところが無くなっているではありませんか。それから、さらにきゅうりネットを張り、トマトの雨除けの支柱を立てて、やっと終わりました。
昨日、ハウス横から抜いて来てもらった玉ねぎは、我が家の強力助っ人によって、こんなにきれいに選別、保存準備をしてもらいました。ありがとうございます。さて、今日は久しぶりの日中の大雨でした。実はどうにもならない状態になっていた、ハウス内の赤嶺やロザリオの最適な作業日になりました。赤嶺は木曜日にバイトさんに、「わあ、こんな状態で、ジベ処理に間にあうん??」と言われていました。ロザリオヴィアンコは林のように上に向かって、芽が伸びて、密集していたので、今日は切った葉や茎が大きなすくも袋2杯にいっぱいになるくらいに切りました。今年は比較的に、よい穂先をしているロザリオなので、ばっさり切って、誘引をして、よい雨の日になりました。
2025/05/23 玉ねぎの収穫
オーロラブラックとシャインマスカットはストレプトマイシン200PPM(アグレプト液剤1000倍)で開花前処理をします。数日前からしなくてはと思いながら、花穂整形が出来てなかったり、風が強かったりで、やっと、今日できました。何のためにするかというと、種なし処理の効果が上がるように、無核化するというのが目的です。気になる実施時期ですが、栽培ごよみに書いてあるのは、開花予定日14日前から10日前(展葉9~10枚頃)ですが、なんと、アグレプトの瓶には2週間前から開花まで、と書いてあったので、どういうことかなあと思いました。
昨日から種無しにするための、ジベ処理も始まっています。食べやすい種無しぶどうになるように心を込めて頑張って進めます。(今日は写真がありません。)