第3ファームは、今年の春に足場用鉄管で棚を自力施工しぶどうを植えた園です。ぶどう樹の仕立て型をWH(結果主枝が8本)としているので、一年目とその後では枝の伸びる方向が違うのでビニール被覆の方向も90度違います。普通は最初からトンネルメッシュの方向を成園の結果主枝の方向に設置しておくのですが、当ファームの場合、棚づくり作業が遅れて発芽に間に合わなくなったので一年目はビニール被覆が必要なところだけは被覆できるようにトンネルを設置しました。そのため、来年以降のためトンネルの向きを直角に付け替える必要があります。今日は、寒い中トンネルメッシュを鉄線から外す作業をしましたが、風で飛ばないように固く着けていたのでペンチで外す作業は大変でした。あと数日はかかりそうです。トンネルを外し終えると鉄線を更に追加して補強し、それにトンネルを再度付ける必要があります。自力施工はいろいろと苦労が多くて大変ですがそれだけ園への愛着もあります。