今日で平成26年度も終わりですが、「晴美ファーム」もなんとか最初の1年を終えることができました。
ほんの少しですが初めて自分で手塩をかけてつくった果物が直売所で販売できたときは嬉しかったですが、農業で所得をえることの厳しさも知らされました。また、各地で農業を頑張っている人の園を見させてもらい話を聞くことで「晴美ファーム」の今後についても考えさせられました。
明日からは2年目です。就農前に立てた経営計画、①農業所得の確保(多くは望んでいませんが‥)、②農業の素晴らしさの発信、③地域貢献の達成に向けてコツコツとやっていこうと改めて気を引き締めました。
ブログも出来るだけ続けていきますので多くの方のご意見をお聞かせください。
2015/03/30 河津桜、スイセン満開
今日は豊国原五十嵐会による五十嵐神社周辺山林の環境整備がありました。 五十嵐会は豊国原をより生き生きとした地域にするために色々な活動をしているボランティア組織で、主な活動は梶並川堤防の河津桜の管理と五十嵐神社周辺の環境整備・公園化です。 五十嵐神社は豊国原を見下ろせる小高い丘の上にある五十嵐氏を祭る小さな神社(祠)で、その周辺山林は荒れ放題になっていたので、五十嵐会がツツジだけを残して雑木を伐採し、あわせてソメイヨシノとモミジを植えて公園化しています。今日は約20人が参加し、伐採面積の拡大と昨年末に伐採していた雑木を焼却しました。桜とモミジは鹿の食害もありまだ樹が小さいですが、ツツジは株も大きくなってきたので、今年はツツジ公園として花見が楽しめそうです。
今日も雲一つない青空で、気持ち良く農作業が出来ました。
午前中は第3ファームぶどう園のトンネルビニール掛けをしました。ビニール掛けは一人では能率が悪いため、邦子さんが休みの日にするようにしています。しかし、2人でしても7時半からお昼12時半までの5時間で36mの長さのトンネル4本しか掛けれませんでした。ビニールのクリップでの固定とマイカ線での上からの押さえを丁寧にやり過ぎ、昼前から風が吹き始めて手間取ったせいもありますが、こんな調子ではあと5日(午前中だけ作業ができると仮定して)かかります。第1ファームにも2日かかっていたのでもっと効率的にビニール掛けが出来るように考えなければいけません。
午後は、風が吹いてきたので第3ファームのぶどうの樹の株もとの草取りをし、夕方には友人からいただいた黄梅の挿し木をしました(着くかどうか分かりませんが?)
2015/03/27 絶景の渓流を発見しました
今日は、朝は寒かったですが昼間は青空の広がる農作業日よりでした。今日も7時半からいろいろとしました。
3月も下旬になりぶどう園にも色々な雑草が生えてきたので、草丈が高くなる草とクローバーに除草剤をスポット散布しました。
「晴美ファーム」ではぶどうの樹の周辺は落ち葉と茅を敷き詰め雑草が生えないようにし、それ以外のところは雑草を生えさせて年数回草を刈る草生栽培をしています。しかし、草丈が高くなる草は園の景観を悪くし、クローバーは草刈機の歯に巻き付いて作業効率を落とすので春先早めに除草剤で枯らしています。しかし、毎年同じ作業をしているのに種子が外から飛んで来るのか悪い草は一向に減りません。第2ファームは豆科のヘアリーベッチを植えていますがそれはそれで問題があります。今年は第3ファームで試験的に西洋芝のセンチビートグラスとイネ科の背の低い飼料作物を植えてみようと考えています。
今日も近くの川でたくさんのカワウが水面から出た石の上で黒い羽を広げて休んでいるの見ました。美作地域では10年ほど前まではほとんど見なかったのに最近急に増えているようです。
調べて見ると、1970年頃には全国で3000羽位まで減少したが、その後、河川の水質改善で餌となる魚が増え近年急速に増えているとのこと。1羽が1日に500gもの魚を食べるため鮎等の稚魚を放流している漁協関係者はその対策に困っていたが平成19年にやっと鳥獣保護法に基づく狩猟鳥になり駆除が出来るようになったそうです(肉も羽毛もほとんど利用価値がないため狩猟がすすむかどうか不明)。
カワウの被害は他に糞による川辺の樹木の白化枯死があり、漁業関係者だけでなく駆除は強化して欲しいものです。
なお、カワウが石の上で羽を広げるのは、羽に油分が少なく、濡れた羽を広げて乾かす必要があるらしいです。また、鵜飼いに使われるのは近縁種のウミウだそうです。
またまた買っちゃいました。
今日、注文していた自走式ラジコン動噴が来ました。赤くて可愛いやつです。
昨年まではぶどうの樹もまだ小さかったため、背負い式の充電噴霧器(20㍑)で4〜5杯防除していましたが、今年は樹も大きくなるので思いきって購入しました。新しい動噴は、ラジコン5チャンネルで手元で①エンジン始動、②エンジン停止、③ポンプのON/OFF、④ホース操出し、⑤ホース巻取りの操作ができ、一人で防除が出来ます。
大規模な果樹農家ではSS(スピードスプレアー:安くても190万円位はします)を持っている人もいますが、晴美ファームの栽培規模(ぶどう約30a、桃・梨・リンゴ等計約10a)ではこれがあれば十分だと思います。
無農薬栽培ができればそれに越したことはないのですが、生産を安定させるためには無理なので、早め早めの防除で回数を減らしていきたいと考えています。
2015/03/23 のれん街道勝山は魅力一杯
今日は諸用で真庭市に行ったので、先週18日にNHKの「にほん紀行」で放映された旧勝山町の暖簾街道を歩いてみました。
町並保存地区に指定された旧出雲街道沿い約800mにわたって土蔵や白壁、格子窓の古い街並みが続いており、しっとりと落ち着いた気持ちにさせてくれます。この街並みの魅力を更に高めているのが暖簾です。商店や個人の家、更には郷土資料館、教会にまでそれぞれオリジナルな暖簾が掛かっています。その数100以上とのこと。伝統的な町並と個性的で遊び心ももった暖簾がうまくマッチしていることは驚きです。
人口減少や高齢化で元気のない地域が多いですが勝山のように地域がまとまれば道は拓けると改めて思いました。勝山(真庭市)は魅力一杯、ぜひ訪れたい町です。
2015/03/22 やっと河津桜が開花??
今日も、暖かい一日で、ようやく梶並川の堤防が河津桜でピンク色に染まってきました。今、3~5分咲き位です。
しかし、なぜこの地域では河津桜の開花が3月中旬まで遅くなるのか原因が分かりません。原産の伊豆では2月中旬に咲く早咲きの桜のハズですがこちらではソメイヨシノの開花とあまり変わりません。
河津桜の樹をよく見てみると花とともに葉が出始めています。つまり、花と葉がほとんど差がなく出てくるわけです。そのため、河津桜の綺麗なピンクを楽しめる期間がごく短くなってしまいます。
折角、地域で大切に育てている桜なので出来るだけ長い期間楽しめれば良いのですが‥‥。
家の前庭に植えている早咲きチューリップも開花しました。今日は、通りががりの人が数人写真に撮っていました。