2017/10/20 シャインブームは異常?
ぶどうの残りがあと700房になりました。黄玉とオリエンタルスターはまだ一つも出荷できていません。この2品者は商品化の見込みがないので人気のあるシャインマスカットに切り替えるかと考え幾つか苗木業者に苗木の有無を確認しましたがどこの業者にも在庫がありません。昨年から1年待ってもらったお客さんも多かったとのことです。
シャインマスカットの人気は異常です。特に栽培が難しいこともなく、価格が良いので多くの生産者が切り替えているいるとのことで、家庭向けにも多く出ているそうです。自分は以前からシャインは近いうちに生産過剰になって価格が暴落すると言ってきましたが見込みが甘かったのかもしれません。シャインより旨いぶどうは他にもあるのに、甘いだけ?のシャインが売れるのなら栽培するというのも生産者(自分)としての気持ちです。
シャインブームは何時まで続くのか?
ずーとぶどうの王座を占め続けるのか?
2017/10/19 ぶどうの葉の紅葉始まる
今日は1日美作市自治振興協議会の視察研修で島根県雲南市に行って来ました(ぶどうの直売所への出荷は出発前にちゃんとやりました)。
視察の内容は地域コミュニティ協議会による地域活性化の取組で、3地域の取組を視察しました。どの地域も高齢化、過疎化が進む中、危機意識を持ってコミュニティ協議会を組織し、廃校を拠点にして特色有る取組みをしておられました。これから先協議会活動でどれだけ地域が守られていくかは分かりませんが、行政に頼るだけではなく地域で知恵を出し合い活動することが大切だと改めて感じました。
美作市では全体的にまだ危機意識が薄く地域活性化の取組が低調ですが、早く体制を固め地域ぐるみで取り組む必要があると思いました。
2017/10/17 半自力でぶどうハウス建設
晴美ファームのぶどうのトンネル被覆栽培施設は自力施工ですがハウスが業者に建設をお願いしました。さすがに自力でのハウス建設には自信がなかったためです。
鉄管パイプでのぶどうハウスの建設費は10a当たり約1000万円ですから補助金でもないとなかなか建設できません。晴美ファームでは補助がなかったので約0.5aのハウスしか建設出来ませんでした。基本部分を業者に依頼して半自力でハウスを建設することも出来ますがそれでも結構技術と資金が必要です。赤坂町では狭い棚田に毎年のようにハウスを建設している人がいます。以前、話をしたことがありますが、Uターンでぶどう栽培を始まられたとのことでした。一つ一つのハウスは小さいため作業効率は悪いし、日当たりも良いとは言えずぶどう栽培に適してはいないのですがぶどうの管理も基本通りにやられておられ、良い刺激になりました。