ジャガイモは大豊作でよかったのですが、自分はかなりな腰痛になってしまいました。先日、夕方暗くなってから、ユンボでジャガイモを掘ったことをお知らせしたと思います。実はあの日、途中まではユンボで実際、土を掻いていたのですが、途中からカボチャが勢いよく繁殖していて、ユンボが入れず、みつごでジャガイモを掘ったのです。つぎの日からどんどんと腰が痛くなり、ブドウの間引きも長くはできず、落ちたものも全く拾えなくなってしまいました。パートナーにコルセットを出して貰い、なんとか仕事をしています。前からブドウ作業で痛みはあったのですが、ジャガイモで一気に来たという感じです。

桃に袋掛けをして、数日後、第２ファームに行ってみると早くもアナグマが来て、一番早生の美味しい桃を引きちぎったり、袋を破ったりしていました。少ししかない桃を取られるのは何とも悔しいので、今日は急遽行って、網をかけて木の根元をくくり、ワナを仕掛けました。ワナの餌はバナナと枇杷です。貴重な枇杷ですが、匂いがアナグマをおびき寄せるかもしれないので、仕掛けに使ってみました。一晩様子をみてみます。

毎日ぶどうの粒間引き、房づくりで忙しいのですが今日は作業の合間を使って杏の網掛けをしました。
杏は３本しかないのですが毎年収穫直前に夜蛾の被害でほとんど収穫出来ていませんでした。そこで今年は桃に掛けていた防蛾網を杏にも掛けてみました。防蛾の効果があれば来年も使ってみようと思います。防蛾網は杏の収穫が終われば桃に移し、桃が終われば梨と林檎に掛けるので年３回利用することになり経済的です。とは言ってもぶどうの作業に追われて他の果樹はほとんど手を掛けれていないのですが‥。

さえんば（菜園場）というのは方言かもしれませんが、なんかあじがあるので、使ってみました。ニンジンやナスの横に綺麗に咲いたカラーの花やジャガイモ畑の端にあるアジサイの花が見頃です。ニンジンの葉も綺麗で花との共演です。と和んでいる間もなく、ジャガイモを電気をつけて掘りました。ユンボの電気だったので騒がしく、夕方、近所迷惑だったと思います。近所の皆さん、申し訳ありません。

今日、瀬戸ジャイアンツの房づくり（粒間引き）をしていて、複数の粒（幼果）が白い粉なのようなものに覆われている房がありました。先日はシャインマスカットでもありましたがそれは房の中の一粒又は二粒だったのでびっくりです。シャインでもベト病かうどん粉病迷っていたのですがここまで多く発生すると病名をはっきりさせ適切に防除なければいけません。早速、専門機関にラインで写真を送りうどん粉病ではないかとの教えを頂き、防除しました。うどん粉病は蔓延すると次年度以降も多発するので今回の防除で拡散を防げるの祈るばかりです。

岡山美作晴美ファームのブドウ仕事を手伝いに来て下さっている皆さんは本当によく働いてくださいます。昨日までに、２園に分かれて植えているピオーネを全部粒間引きしてくださったので、今日は桃の袋掛けをしました。気になっていたのでできてよかったです。４時間ほどで全部の木の桃に４５０枚ほどの袋をかけてしまいました。要らない桃は切り捨てて、間をとって、上手にかけられていました。本当に助かりました。

６月は梅に続いて、枇杷も収穫を迎えました。と言っても、枇杷は袋がかかっているので、熟れているかどうかがこれまた分かりません。そのため、どきどきで、袋を開けてみると““驚き桃の木・サンショの木”で黄色に熟れた枇杷が出てきました。食べてみると、甘くて美味しいです。なかなか上手くできるものです。

今日から本格的にシャインマスカットの粒間引きに入りました。粒間引きとはぶどうの房を良い形にするとともに粒が一つ一つ丸い形で残るよう余分な幼果をハサミで切り取ることです。普通、各枝に一房づつ着いていて全てを大きくすると樹に負担がかかるとともにぶどうの品質にも影響してしまします。晴美ファームでは１本のシャインマスカトの樹（８１㎡）に役２５０房を付けることにしており、粒間引き前に余分な幼房を切り取っておきます。間引きは上を向いてハサミで幼果を一粒一粒切るので身体に苦痛で根気のいる作業です。

今日はいよいよ梅の収穫をしました。大きな実になって、軽く触るとポロッと採れるくらいで、収穫適期でした。１０㎏くらいの収量でした。昔からの木でたった１本で１０㎏も採れるなんてすごい木です。母が梅の加工をしていました。

ここ数日、シャインマスカト、ピオーネ、瀬戸ジャイアンツ等のメイン品種の作業に追われてマイナー品種に目が届いていませんでした。
今日、ちょっとコトピーの樹を見に行ってびっくり。１週間程前に伸びた新梢を切り、誘引を終えていたのに切り忘れた新梢の先端や副梢が伸びて絡み合いまるでジャングル？の様になっていました。幸い今日は曇天で風が吹いていたのでそう苦しむことなく絡み合った枝を元に戻し不要な枝先を切って整理しました。
もうしばらくすると強い切り込みは幼果に悪影響を及ぼす時期になるので樹の成育をよく見てこまめな剪定をしなければいけません。