コロナで始まりコロナに振り回された今年も今日で終わりです。果樹栽培も夏の高温、小雨、長雨等いろいろありましたが晴美ファームも何とか大過なく２０２１を終えることが出来ました。応援してくださった多くの方にお礼申し上げます。来年は晴美ファームも９年目に入ります。まだまだ、理想の果物作りは出来ていませんが精進し頑張りますので引き続いて宜しくお願いします。

今日は３０日、あと今年も２日、日々変わらない農作業の日々ですが、ちょっといつもと違うことをしました。手作り豆腐作りです。妻の実家の近くに農産物加工施設があり、参加させて貰いました。白大豆を前日から水でかしておき、膨らんで柔らかくなった豆をまず、石臼のような機械ですり潰します。それから、大鍋で湯を沸騰させて、その中にドロドロになった生の豆汁をふわっと広げていって、大量の豆汁を広げ終わって２０分間煮ます。ここで焦げついたら、焦げ臭い豆腐になるそうです。あとはおからと豆乳に分け、マグネシウム（にがり）を加え、固まりつつあるところを写真のように大きな容器に入れ、重しをして形作っていきます。かなりの力仕事ですが、とてもとても美味しい豆腐ができました。

今年はハウスの中の品種がいつまでも紅葉せず、葉取りが遅れていました。その上、最近は葉が枯れてきたと思ったら、乾燥していてパリパリなので、早朝の１，２時間しか湿った状態にならず、作業ははかどらず・・・でした。

今日はあまり期待していなかったのですが、パートナーも手伝いに来てくれて、葉の状態も良く、一気にハウス内のブドウの葉を全部片付けてしまいました。ロザリオビアンコなど葉が小さく、取りにくかったのですが、手でちぎり取りました。年内に出来てよかったです。年明けには剪定にはいれます。

寒い冬らしい日が続いています。今の時期近くでは外で農作業をする人はほとんどいませんが晴美ファームでは毎日朝８時頃から暖かチョッキを着てぶどう園や畑で作業を続けています。
こんな寒い中、頑張っている？ものが他にいます。モグラです。ぶどう園やチューリップ畑がもぐらが動いた後筋状にモコモコになっています。もぐらが動き回りすぎると細根や球根の発育に影響が出る心配もありますが今のところ問題ないので土が肥えてミミズが多いためだと考え様子を見ている毎日です。

ここから３０キロメートルほどしか離れていない鳥取県の智頭町では７０センチも雪が降っているというニュースがありました。写真を撮りにいくと、那岐山はきれいに白く雄大な姿になっていました。ここらへんは全く降っていません。ちょっと拍子抜けという感じです。しかし、昨日の腰痛を考えれば、雪が無くて本当に良かったと思わないといけません。昨日、８時すぎから寝て、朝の６時まで湿布を貼って１０時間も寝たら、少しはよいようです。しかし、することも無いので、また仕事に行っているとやっぱり痛いです。

今日は雪は降りませんでしたが、風が冷たく強く吹いていました。もう、こんな日は外で仕事をしている人はいないのですが、まあ、ハウスの中のブドウの葉を片付けなければとしていましたが、急激に座っている姿勢が支えられなくなり、腰がいたくてたまらなくなりました。数日前から膝が痛くて、困ったもんだと思いつつやれば出来るので、仕事はしていました。しかし、今日という今日は家に帰って風呂に入って腰を温めなければ、痛くてたまらなくなりました。明日は治っていますように。

昨日、ザ・シロヤマテラスに１泊してきました。露天風呂つきのお部屋で木造部分がたくさんある和風モダンな空間でした。露天風呂の檜の香りが心地よかったです。新しい国際ホテルと呼べばよいのかもしれませんが、今回のコロナのためにずいぶん打撃を受けたのかもしれないので、ぜひ皆さんご利用下さったら良いなあと思いました。スタッフの方もとても親切でした。帰りにお土産にバナナカステラの箱入りを買いました。これは私が子どもの頃から食べているおやつです。なんと、岡山が発祥の地で、福岡製作所で作っているそうです。「元祖ばななかすてら」とひらがなで書くようです。

明日週末から月曜にかけて１２月としては強い寒波がくるようです。
そこで、今日は柑橘類の防寒対策をしました。近くでは寒さで柑橘類が枯れたという話をよく聞きます。晴美ファームでも数年前に枯れたことがありますが、昨年は厳重に寒さ対策をしたので影響はありませんでした。晴美ファームの柑橘類は樹の本数が７本と少なく面積も小さいので園全体を足場用鉄管で囲い白い防蛾ネット（１０ｍ×１０ｍ）で覆います。更に樹１本１本を白い不織布で覆い２重にします。これほどの防寒対策している人はあまりいないでしょう。

今日はブドウの仮剪定をスタートしました。本当は少し時期が早いのですが、今年は瀬戸ジャイアンツの東側５本分の番線張り替えを予定しているので、とりあえず、じゃまのなる枝を取り去っておかねば、と始めました。まさにブドウの枝はあちこちに向いていて電動剪定ばさみ（充電式）でシャカシャカ切ったとしても、片付けがしにくくて苦労しました。枝を抜きにくく、束にしにくいです。しかしながら、「もう、できん！」と叫びながらもやっとのことで、７本分も剪定して、束にして、トラックに載せ、運び出しました。

今年１８枚目の水彩画です。５月～７月は農作業が忙しくて描けれませんでしたが他の月は何とか時間を作って月２回は岡山市まで習いに行きました。教室に行かなくても自分で描けば良いのかもしれませんがなかなか‥。今回も反省ばかりです。なんか写真に撮ると軽い感じがしてしまいます。実物はもっと重厚感があって良いんですが‥‥