第３ファームに植えてあったアケビを畑に持って来てから、初めて実がつきました。いつも、可愛い花は咲いていましたが、実はならないので、受粉するためにもう１本アケビの木を植えないといけないかなあと毎年言っていたところでした。しかし、まあ、どうしたことか立派に大きな実がなりました。美味しくなるのが楽しみです。

今日、ハウスにブドウのわき芽切りに行ったとき、ロザリオの枝が数本、カリカリとなって、枯れているのを見つけて、びっくりしました。この暑さのために水分が足りなかったのか。様子をよく見ると、新芽がぐんぐんと伸びているのを発見。そして、新芽の方に水分が行ってしまって、大事な根葉がカリカリになって枯れてしまったようでした。大変です。脇芽切りをパートナーにも来てもらって、二人で一生懸命しました。どうも、ロザリオの実がついてない枝において、水分を新芽に取られてしまったようでした。今日、たっぷり水はやっておきました。

ずっと行きたいと思っていたところへ孫のおかげで行くことができました。行ったところは岡山理科大学の同じキャンパスにある恐竜学博物館です。何度もスマホのナビで検索して、開館時間等を調べていったにもかかわらず、行ってはいけないと言われた大学の正門に行ってしまうし、行かなければいけない東門の位置はわからないしで困りました。

最初は化石がたくさんのもの中からクリーニングの技術で、丁寧に土の掃除をきれいにされているところがありました。恐竜の骨のことが大変きょうみ深かったです。となりの部屋では学生さんが授業を受けておられて、びっくりしました。大きな骨などは、別の建物にも置かれ大学のキャンパス中を見学させてもらったようなものでした。岡山の誇るものです。

朝からポンプを持って行って、新ハウスの幼木の水やり、そして、誘引。水は一日おきにやるようになりました。そして、今しているのは、コトピーのわき芽切り。生理障害が発生しそうなので、伸び放題にしていました。やっと硬核期から完全に、軟化期に入ったので、伸ばし続けていたのを整理しようとしています。それが、簡単ではないのです。昨日、来た孫の相手もしたいし、夕方、孫孝行のあと、５時ごろから行っていましたが、なかなかできません。その間にも、ロザリオヴィアンコとかが伸び放題になっているのです。これはかなわんです。

孫を岡山空港まで迎えに行く必要がありましたが、日照りのためぶどうに大々的に水を入れる必要があったので、三男に迎えを頼んで、私は在宅お迎え組になりました。それからに黒大豆と米を作っておられる方が来られて、田んぼに水がこんのんじゃ、と言われていました。ユーチューブでは全国のブドウ農家が水が足りないぞ、と言っているし、大変です。孫の方はさっそく網を持って虫を採って回っています。

ハウス内のブドウはいろいろな品種があるので（ロザリオ、赤嶺、サニー、クイーン、シャイン）まだまだ世話があったり、様子を見る必要があったりして、袋をかけていませんでしたが、緑系のシャインやロザリオは日焼けしたらいけないので、袋掛けをすることにしました。そうすると、防除が必要になり、ダニ剤を混ぜるかどうかの観察も必要になってきます。それらを一応クリアーして、今朝から、防除、袋掛けと頑張りました。シャインマスカットだけ袋がかかりました。明日はロザリオヴィアンコにかけて終わりにしたいと思います。

ハウス内のまだ若木の方のクイーンニーナが色づきが早く、こんな時期から赤くなりました。嬉しいことですが、日差しも強く、あと１か月余り、他のぶどうが出荷できるようになるまで、無事でいるだろうかと不安になっています。明日は日よけの傘をつけてやろうと思っています。

今日は第56回全国ブドウ研究大会岡山県大会が岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターであり参加してきました。この大会は全国のぶどう生産者の代表が一堂に集まり産地が直面する課題に一丸となって取り組みぶどう産地の発展を図るためぶどう主産県が回り持ちで開催されているものです。今回は山梨県、長野県、岡山県から事例発表があり基調講演ではジェトロから日本産ぶどうの輸出について話がありました。山梨県からは「次世代に技術をつなぐスマート農業について」題して「匠の技」を伝承させるためにスマートグラスによる摘粒すべき粒の表示等最新の技術の紹介があり興味が深まりました。

第３新ハウスの南にこれから露地ぶどうの耕地となるかもしれない田がありますが、背丈がどんどん伸びて草の始末に困るので、いよいよ満を持して、乗用草刈り機でまだ暑い午後に草刈りに行きました。まず、第３の新ハウスの南の田をきれいにしました。それから、新ハウス、第３の露地、南の方、さらに、ピオーネがある北の方とさらに、露地ぶどうのネットの周り。さらにさらに新ハウスの周りのかなりに広い場所。３時間ほどで第３のほぼすべてを刈りました。我が家新記録でした。ただ、車のエンジンが焼け付いたらいけないので、ときどき姫新線の下で人も車も休みました。

ちょっと脇芽取りに行ってなかったら、ジャングルのように枝が絡み合って、うっそうとしていたのが、ハウスのサニードルチェとシャインマスカットです。昼前の物凄い暑い中、脇芽取りをしていると、やめようと思っても、つぎつぎに脇芽はあるし、前にぶら下げている籠はすぐいっぱいになって、重さが身体に食い込んでくるし、汗ダラダラのえらい目にあいました。逃げるわけにはいかないので、昼からも出て、両方ともきれいにすると、この通り。木漏れ日が入る、こんなにきれいな棚になりました。シャインマスカットも大粒になっています。