ハウスのシャインマスカット、サニードルチェ、赤嶺が月曜日ぐらいから開花しだしました。毎朝、確認はしていますが、まだ、全開までは行ってないので、準備だけしました。カップの中にジベレリンを溶かした液体を入れ、チャプッと浸けて、ひきあげ、ピンッピンッと液体を振るったら、ジベレリン処理が完了します。一房ずつ全開していたら、ジベ処理をして、した印に小さなブドウ蕾を一つ切ります。一房一房やっていきます。

毎日毎日、誘引をしています。夕べはご飯を食べてからまた出て行って１０時すぎまで瀬戸ジャイアンツの誘引をしました。ブドウはいっぺんに枝が伸びるので、どこからしたらよいか分からないくらい仕事に追われます。今日は露地シャインの誘引仕上げをして、コトピーの誘引をして、第１ファームに行って、オーロラブラックと鈴鹿の誘引をして・・とあちこちに行っています。ほんとに疲れます。そんな時、ひとときの休息にもってこいのイチゴ三昧です。最盛期のイチゴをジュースとジャムにしたそうです。甘さが疲れを癒やします。

瀬戸ジャイアンツはもろいから、風が吹くと、かなわんのです。木と木の間には暴風ネットを下げて、コンクリートレンガで引っ張っているのですが・・スマホのウエザーニュースで風速を見ると、秒速５ｍ。この数値でこれぐらい吹くのですね。農園で瀬戸ジャイアンツのとなりで誘引の仕事をしていましたが、（もう吹かんでくれ！）と叫んでいました。わっさ、わっさ揺れた後、枝が落ちたのが見えたのですが、もう、拾いにいくのもいやなので、片付けはパートナーに任せました。２本だけだったそうです。

さあ、ブドウ農繁期の第一波がきました。一昨日ぐらいから一斉に露地ブドウの茎がぐんぐんと伸び、トンネルビニールに突き当たるほどになってきました。こうなると、大変です。毎日、あちらもこちらも誘引をしなければなりません。そして、房の成形、開花、ジベ処理と進みます。各種類のジベの日にちを間違えないように作業ごよみが必要です。「今からつくるんかい！！」と言われそうですが、今夜じゅうに作ります。そして明日から記入していきますね。

病気はさることながら、晴美ファームではここ１週間ほど、虫が気になっていました。ハウスの中でも、チョウチョは入るはずはないのに、アゲハの幼虫を２匹捕まえました。虫で全滅することはないと思いますが、なかなか１匹１匹手でとることができません。そこで、なるべく安全なものを回数少なく出来るように薬のことをかなり調べて防除を行います。今日は３００Lを全農園、３時間半かかりました。効果的に使用できていることを祈るのみです。暑くてえらかったです。ハ～

なにがどう違っていたのかわからないのですが、今年初めて、晴美ファームのみかん園にサクランボができました！みかん園の岸に桜の木を植えています。桜の花は時期早く開花し、花が小さく、あまり綺麗ではありません。そして、実になったサクランボは小さいまま、毎年、全部落ちていました。ふしぎや、ふしぎ。今年は２月ごろかろときどき、みかん園に行って世話をしたからでしょうか？？（サクラはほとんど、何もしていませんが）　ほんとに初めてです。美味しいです。サクランボです。

赤い背丈の短いチューリップは春一番に咲く可愛い花です。去年の秋にひとつ一つ植えた球根がどのくらい大きくなっているかが大問題です。トロ箱３箱にうっすらと並べて干せるくらいありました。上出来です。どなたかに球根分けてあげられますよ～

ハウス内のブドウを誘引しています。夕方から夜にかけて頑張って誘引していましたが、数日かかってサニードルチェが綺麗にできました！！枝分かれしているブドウの房も一番良さそうものを残し、蔓も切って綺麗にできました。嬉しいです。味の良い美しいサニードルチェの房になりますように。

梨や桃を防除するときに、りんごは少し遅れて開花しており、同時に虫の薬ができませんでした。開花しているときに防除するとミツバチなどが来ず、受粉できないのです。で、もうそろそろ、りんごも防除しなくてはと思っていると、「たいへん、たいへん！りんごに虫がいっぱいおる。」とパートナーが言って帰ってくるので、「おるんなら、取らにゃあ。」と言うとこんな格好をして長い柿を取るハサミを持って行きました。非常に虫（這う虫）が嫌いなのです。

これが晴美ファームのぶどうの現状です。
生育は第１ファームハウス内のシャインが最も進んでおり早いものでは１２葉展開（早く６～８葉残して先端を切らないといけません）しています。遅いのは第３ファームのオリエンタルスターで５葉程しか開いていません。