今日は、天気のよい風のない日だったので、第1ファームのビニール張りをしました。ビニール張りは風が少しでもあるとビニールが風にあおられて作業ができないので、風のない早朝から作業を始めました。
晴美ファームではビニールを前年外すときに筒に巻き付けて保存しておき、張るときは巻いた筒をトンネルの片方の端に固定し、2人がかりで筒から引き伸ばしてトンネルの上に広げマイカー線とクリップで固定します。普通、ビニールは1年で使い捨て、長く使って2年で新しいものと交換するのですが、価格も結構するので今年は3年目の使用に挑戦することにしました。2年使うとビニールがかなり汚れ日光の透過性もかなり落ち、ピオーネの着色に影響しないか心配ですが、何事も研究です。
ハウスの横に植えているチューリップが満開になりました。
今日は、午前中は雨でしたが昼からは晴れて青空が広がりました。
雨では外での農作業はできないので、昨春に購入したままにしていたハウスの潅水施設の設置に取りかかろうとしました。が、だめでした。配管の設計図がないので塩ビ管や調整弁をどう接続していいのか分かりません。迷ったあげく、資材を購入したJAに電話をして一般的な設計図を業者から送ってもらうことにしました。
4月中旬にはぶどうの芽が出るため、それまでにビニール張りや防鳥対策もする必要があります。最悪の場合、今年もホースを引っ張って人力で潅水しなければならなくなるかもしれません。
午後からは岡山に諸用で出たので、帰りに農業研究所に寄りぶどう、桃、梨等の管理状況を見させてもらうとともに、潅水施設の設置についても勉強させてもらいました。さすが、県南は暖かいのかぶどうの剪定口から沢山の水がでていました。
昨日は、岡山県南では昼過ぎまで濃い霧が発生し瀬戸大橋が通行止めになったり、フェリーも止まったそうです。春にそんなに長く霧が発生するものかなと想っていましたが、今日は美作地域でも一日中靄(もや)のような白く霞(かすみ)がかかってボンヤリしていました。
霧、靄、霞に違いがあるのかとチョット疑問に思い調べてみると、気象用語で視界が1㎞以下の場合が霧、1~10㎞の場合を靄というようです。(「霞」には定義がなく現象とのこと。今日の美作地域は靄でした)。一日中、靄の中にいると頭までボーとしてきて気分が悪くなります。
今日は諸用で、農作業は休みでした。今年から地区のゴミステーションの開け閉め、管理を任されています。自分が管理する側になり改めてゴミ出し方をキチッと守ることの大切さについて考えさせられました。皆さんゴミは定められた方法で決まれた日に出しましょう。
「晴美ファーム」の第2ファームには桃、梨、リンゴ、スモモ、杏、柿、梅の色んな品種を計26本植えています。しかし、第1、3ファームのぶどうがメインなので、ぶどう園整備が忙しく第2ファームの管理は十分出来ていないのが現状です。そこで、第2ファームでは草刈り作業を省力化するために、ヘアリーベッチを植えています。ヘアリーベッチは豆科植物で草丈が50㎝~1mになり、圃場全体を覆うために他の雑草が増えず、またアレロパシー効果で他の雑草を枯らす効果もあるそうです。確かに草刈り回数を減らすことには役立っていますがベッチの葉を好んで食べる害虫を処理するために年1~2回殺虫剤を散布しており、トータルでの省力化は?です。
まあ、4・5月に薄紫色の綺麗な花をつけるのでもう少し続けてみようと考えています。
3月も半ばになり、他の雑草の発生に先立ちベッチが大きくなってきました。
今日は、暑かったです。車を運転していると暑くてつい冷房を入れてしまいました。(なんと!今日の津山の最高気温は19.4℃。明日は22℃の予想。もう夏です)
隣の奈義町にある「なぎビカリアミュージアム」に寄ってみました。ビカリアとは巻き貝のことで、中国山地の麓にある奈義町一帯も約1600万年前は海抜0mの海辺で多くのいろんな巻き貝が生息していたそうです。それが今、化石なって出土され、それを展示しているのがミュージアムです。館内には約300点の動植物の化石が展示されており、近くでは実際にビカリアなどの化石の発掘体験もできます。私もチョット探して、貝の化石をゲットしました。
また、展望台からの眺めは抜群で蒜山高原以上です。(と自分は思っています)
今日は、隣の勝央町で新しくぶどう栽培を始められたNさんにお会いしました。Nさんは40歳代半ばで長年関東地方で仕事をされていましたが農業に夢をもち、全国各地を調べて昨年10月から勝央町に移り農業を始められたそうです。今は、既存のハウスぶどう園を借りるとともに、新しく約30aのぶどう棚もだいたい完成しぶどうを植える準備をされていました。勝央町と美作市には最近果樹栽培に夢を持った意欲のある方が多く来られており地域に元気が出てきたように思われます。「晴美ファーム」もNさんなどと情報交換しながらこの地域の果樹栽培の発展に頑張ろうと思います。
「第3ファーム」は、移植した4本を除いて今年が2年目です。ぶどうの樹形づくりは今年からWHの結果亜主枝8本を伸ばすことになりますが、中央の4本は誘引時に枝が取れやすいので、1年目に副枝を残し、そこから出る枝を結果亜主枝にするように準備しています。良い芽が出るかどうか分かりませんが何事も挑戦です。
今日はある会議で一日中岡山市に出ていましたが、夕方から明日にかけてまた雨との予報だったので5時過ぎからポツポツ雨が降る中をジャガイモを植えるところを準備しました。本当は土がよく乾いた状態で耕耘すればいいのですが、最近は数日おきに雨が降り、来週も雨の予報だったので思い切ってやった訳です。耕耘する前に牛糞堆肥を撒き、トラクターで耕耘したのですが、土が軟らかくタイヤがところどころ沈み込んで、耕耘したあとがデコボコになり、後でジョレンで均すのが大変でした。1時間少々で雨が本降りになる前に何とか完了しました。あとは母がいもを植えて管理してくれます。我が家の周りには約300㎡の畑があり、今はタマネギ、ほうれん草、エンドウ、イチゴ、キャベツ、葱等の野菜、チューリップ、ポピー、スイセン、ボタン等の花があり母が管理しています。野菜はほとんど買うことはなく、息子達に送ることもでき感謝しています。
2015/03/12 ユンボで茅畑整備
「晴美ファーム」では落ち葉と茅で土づくりをしており、茅は知人から借りた畑2枚で確保しています。しかし、借りている畑なので茅を得るためと言っても荒れた状態にしておくわけにはいきません。先に借りた畑は、茅株を株分けし1.5m間隔に植え付け茅畑にしました。整然とした茅畑を見た人は「何を栽培しとるんなら?」と聞いてきます。間隔をもたせて茅株を育てると秋の刈り取りのときも作業がしやすくなります。
今日は、後から借りた茅畑の整備をしました。ユンボで株を堀上て株分けし、1.5m間隔に植え付けました。茅株は根が深く強く張っており、500kgユンボで掘ろうとすると車体が傾き苦労しましたが何とか完了しました。株間を2回ほど草刈りすれば秋には立派な茅畑になる予定です。