「晴美ファーム」のこだわりは「環境に優しい農園づくり」と「気持ちの良い美しい農園づくり」の２つです。第１ファームは交通量の多い幹線道に面しており朝夕には散歩する人も多いため特に美しい農園づくりにこだわっています。ハウスの中は雑草は生やさず常に綺麗に保っているだけでなく、ハウスの周辺には四季を通して花を植えています。最近猛暑日が続いている中でヒマワリがほぼ満開になりました。散歩をする方から「綺麗に咲きましたね」と声を掛けられると嬉しくなります。

今日は美作国際ボランティアの各国料理でした。わが家に来ているエドガー君はメキシコ料理「タコス」を作っていました。蒸した鳥肉やいろいろな具が入っていてとてもおいしかったです。ロシア、チェコスロバキア、韓国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリヤ、コロンビアの料理やお菓子が並び、まるで世界旅行に行ったみたいでした。お昼、２時から５時半までみんな、一生懸命作ったそうです。

大変です。第１ファームのトンネル栽培のピオーネの葉が黄化しました。二日前には気がつかなかったのにかなり黄色い葉が増えています。ピオーネは他の品種に比べ作りやすい？と侮っていたためかもしれません。最近の作業は一週間前に潅水をし、４日前にボルドーとスミチオンをしをしています。最近の急な暑さが影響したのか？病害虫なのか？折角今まで世話をしてきたのに‥‥。農業普及指導センターの先生に来てもらい診断してもらいました。高温小雨と葉の老化が原因とのこと。早めに専門家に来てもらうべきでした。葉が元気を取りもどすよう水やりに注意し、液肥を試してみます。

真庭市蒜山にある「ひるぜんジャージーランド」に行ってきました。夏休みに入り平日にも関わらず駐車場は京阪神ナンバーの車で一杯。ジャージーの乳で釣られたアイスクリームを楽しむ子ども達や若い人も多く居ました。先週から暑い日が続いていますが、さすが標高４００ｍを越えると吹く風が気持ちよかったです。木陰のベンチに座り中蒜山の麓に広がる緑の放牧地を眺めているとゆったりした気持ちになれました。大山が雲ではっきりとは見えなかったのは心残りでした。

以前から気になっていた兵庫県佐用町の棚田の果樹園を見に行きました。トラクターが２往復もすれば耕耘できるような果樹栽培には全く適さないような小区画の棚田数筆に桃、スモモなどを植えています。一部は園全体をパイプで囲い桃園は防虫ネットで完全に被覆していました。果樹には一本一本品種名の立て札を立て、休憩小屋も作っておられました。雑草が伸び管理が遅れているようでしたが、何れ話を聞いてみたいと思いました。

昨日は、暑くて、冷たい物を取り過ぎて、そのため余計に疲れがでたのかボーとしてブログを書くのを忘れて居間ののソファーで寝てしまいました。植物も水が欲しくて苦しんでいます。第３ファームの新植ぶどうは根が十分張っていないのに地上部がぐんぐん伸びて上と下のバランスが崩れ葉やけを起こし始めたので、潅水ポンプとホース等を購入して潅水しました。ホースの長さは７０ｍ。少し疲れが溜まり始めました。今も口の中が乾いた感じがします。

農業では「機械貧乏」とよく言われます。特に水稲では経営規模が小さくても田植機、トラクター、コンバイン、乾燥機等を買い揃え、経営が成り立たたなくなることです。自分は本格的就農前から「機械貧乏」にはなるまいと考えていました。が、ダメになりそうです。年をとると少しでも楽をしたいと色々考えてしまいます。今日は岡山市で開かれた農機具の展示実演会を見に行きました。①クローラー運搬車、②リモコン防除機、③乗用草刈り機、④黒大豆用乗用土上げ機、等々欲しくなってしまいました。合計約２８０万円。コンバインよりはかなり少ないですが‥‥

今日は高梁市で３７℃を越えるなど猛暑日ところが多かったですが、なんとその中、外国からきている青年たちと一緒に湯郷温泉を流れる吉野川堤防の草刈りと刈草焼きのボランティア作業をしました。こんな日に外で作業するのはクレイジーだという青年もいたそうですが一旦始まると黙々と作業を行っていました。逆に手伝いをした日本人スタッフの方が参ってしまいました。夕方、トンネルぶどうにＩＣボルドーを散布し、これで一応主な農作業をおわりました。収穫が待ち遠しいです。

「晴美ファーム」では、赤系ぶどうをクイーンニーナ、サニードルチェ、赤嶺（せきれい）、コトピーの４品種栽培しています。赤系ぶどうは綺麗に着色させることが難しくてこれと言った良い品種がないのが実情で栽培面積も多くありません。しかし、予想に反して我がファームではサニードルチェが赤く着色しました。それも７月に！着色初めから約１０日で完全に赤くなりました。糖度や食感はもう少ししてから確認しますが、盆前収穫も期待できます。他の品種は赤嶺が着色初め、クイーンニーナは房を大きくし過ぎたためか着色の気配が見えません。これは失敗だったかもしれません。

今日も暑い一日でした。が、その中、午後１時半から黒大豆の２回目の土寄せをしました。しばらく雨が降っておらず土が固く締まっていたので、管理機で一通り耕耘して土を砕き、その後土上げ用管理機で土寄せをしました。余りの暑さで水筒の水も直ぐに飲み終えてしまいましたが何とか５時半までに終わりました。これで黒大豆栽培の一番しんどい作業は終わりましたが、これから乾燥が続くと潅水をしたり、害虫の防除もする必要があります。黒大豆は水稲に比べ生育期間が長く作業も多く大変ですが、勝英地域（岡山県）の特産品なので「晴美ファーム」も産地づくりに協力していきます。