今日も一日中ぶどうの粒間引き（２回目）。やっとハウスぶどうとトンネルピオーネを終わりました。間引いたぶどうの粒は近くの竹藪に捨てていますが写真のように大きな山になりました。何粒あるか分かりませんがザット計算すると１房あたり花穂整形と２回の粒間引きで１房あたり３０粒（穂）は取っているので、今年は１万房近くあるので３０万粒という事になります。つまり、３０万回ハサミを動かしたということです。他に枝と副梢の管理に１枝２０回はハサミを使っているので枝管理に２０万回ハサミを動かしており合計５０万回。まあ、よくやるわ‥‥。

第１ファームのところのくちなしの花が咲きました。いいにおいがしています。今日も一日、仕上げ間引きをしました。朝の仕事で第３ファームをすませ、その後、続けて第１に行ってまた同じ仕事をしました。しかし、またまた、ブドウの数を減らす仕事があり、苦しいことです。いい房になっているのを肥料袋３袋分も切って捨てました。こんだけ手間をかけたのに、と思うと苦しくて、苦しくて。もっと早く少なくしておけばいいのですが。そして、今日も夕方まで頑張りました。だいぶ出来ましたよ。

今日、第３ファームピオーネの仕上げ間引きをしていると、変わったブドウ粒を発見！『ぶどうにたんこぶが生えてる。』という感じです。そして、しばらくすると、また変な形のブドウを発見。『ハートのようなとんがった形』。それから、また『菊のご紋』の形と立て続きにへんてこな粒に出会いました。そこで特集です。

熱帯低気圧が台風３号になりました。今日は一時的にですが、激しい雨が降りました。こんな天気が続くとなるとやはり困ります。今日はカッパを着て、ブドウの枝切りをしましたが、びしょ濡れになり、２回も着替える羽目になりました。パートナーはハウスの中で濡れずに仕上げ間引きです。と言っても間引きの方が大変なのですが。その後夕方になって、「数を数えているか？」と聞くと、「えっ！」ということで、たいへんだあ、ということになりました。どういう事かというとブドウの房は１枝に多くても２５までにおさえないと、赤いブドウは赤い色がつかないのです。その後、せっかく綺麗に最終仕上げをした、赤嶺とサニードルチェの房を、２０から３０くらい切り落としました。「なんで、先に数をそろえておかんのん！」ということでした。残念。

明日から雨が続くとの天気予報です。しようと思えば何本かは袋かけが出来るかもと思ってみましたが、やはり、全種類の間引きの仕上げができないことには・・・ということで袋かけは来週、雨が上がったあとに、薬をして一斉にかけることにします。やっと瀬戸ジャイアンツの間引きが終わりました。やった。そして、ハウスに移動して、サニードルチェのしあげ粒間引きに入りました。一度は摘果しているはずなのに、粒がぎっしり混み合っていて、かなり、間引きました。たくさんのブドウの粒が採れるので、漬け物にでもできないかなぁと思ってしまいます。

瀬戸ジャイアンツの幼果に白い粉のようなものが発生しうどんこ病であることが分かったので防除しました。今日も一日、防除の他は瀬戸ジャイアンツの粒間引きをしました。混み合った粒をはさみで切り取るので１本を終えるのに５～６時間もかかってしまいます。残り１本、明日中にはなんとか終えたいと思います。第三ファームの２１本もなんとか終わりそうです。

今日もぶどう瀬戸ジャイアンツの粒間引き作業の間をつかって第２ファーム桃の防蛾ネット掛けをしました。桃は果実が大きく柔らかくなると夜蛾が果汁を吸い商品価値がなくなるので夜蛾が悪さをする前に対策をとる必要があります。防蛾灯を設置している園もありますが晴美ファームでは経費を抑えるために防蛾ネットを樹にかぶせ全体を覆っています。樹の周りに５本の竹を少し内側に傾けて立てそれにネットを被せます。竹が部分的に持ち上げるので直接樹に被せるより小枝の傷み真少ないですが手間と時間がかかってしまいます。果物を得るためにはそれぞれ種類ごとに対策が必要で簡単にはおいしい果実は得られません。

今日は瀬戸ジャイアンツの粒間引きの間にベト病のカビのある粒が見られたの防除をしたほか、コトピーも粒が大きくなってきたので粒間引きをしました。そのため、瀬戸の粒間引きだけに集中できず今日でやっと半分の間引きが終わりました。
午後、第二ファームの杏の収穫をしました。今年は防除や摘果、樹の覆いもしたのに収量はたいへん少なく直売所にはほとんど出荷できそうにありません。杏は桃なんかに比べると酸が強く食味もあまり良くないので「自家用のジャムにでもなれば良い」との考えで栽培しているのいいんですが‥‥。

昨日はシャインマスカットを一日中、今日は瀬戸ジャイアンツを一日中ということで、大変疲れます。数日前、瀬戸ジャイアンツの房の長さを決めるときに、悩みに悩んで、結果的に右の４本は短めに、左の４本は長めになりました。短めの房はジベ処理を２回終わっても短いまま生長せず、商品にならないくらい小さい房です。また長めの房は枝が広がり、先端を切り、樽のような房になりました。どちらも良くありません。ちょうど良い長さは本当に微妙なものかもしれません。なかなか良い形のものができず、シャインマスカットよりも難しかったです。

今日中にシャインマスカットの間引きを終わろうと決めていました。それは、瀬戸ジャイアンツの２回目ジベ処理が終わり、９本分の間引きが待っているからです。しかし、昨日してみて、シャインの間引きは１とおりの半分するだけで３時間かかってしまうのです。単純計算して、シャイン全部で、２４時間かかります。昨日、１とおりと少しできていたので、目標夕方６時終了と思っていましたが、パートナーにも手伝ってもらって、午後８時すぎにやっと終了しました。腰が痛いです。まあ、なんとか１回つついたという事にしておきます。