毎年6月の初めには、茶の木を持って行って、小学校で総合的な学習に参加させていただいていました。ところが、今年は新型コロナの影響で小学校の学習も制限され、校長先生には許可して頂きましたが、やはり、やめようということになりました。ということで、せっかくのチャノキが新芽を摘んでもらえず、そのまま草に覆われていました。実は今年は特に力を入れて、チャノキ作りに精を出していたので、みずみずしい柔らかい新芽が出ていたのです。残念でした。その後、この長雨と忙しさのためにチャノキは草に覆われていました。今日は鎌で草をのけると、久々のご対面で、お茶の木が出てきました。コロナはいろいろに影響します。終わったあと二重になった虹が出ていました。チャノキの写真は明日、載せます。
友人がキウイフルーツを育てています。キウイだけでなくブルーベリー、ブドウ、野菜などいろいろな品種の栽培を楽しんでいますが、先日、「今年はキウイフルーツがすごく大きい!」と言っていました。その人のキウイは普通の卵型のキウイですが、もうすでに、店頭に並ぶくらいの大きさになっているそうです。それを聞いてから、我が家のキウイフルーツを見に行ってきました。うちのも大きいのです。少しは摘果をしていますが、去年とは大違いです。うちのはアップルキウイですが、一番大きいのは、テニスボールくらいには育っています。まだ、大きくなるかな、と欲を出して、さらに、摘果してみました。ただ、もしかしたら、雨が多いから大きいのかもしれません。それを知ったら、来年からはトラックで水を運ぼうと出来もしないことを考えてしまうこの頃です。少しだけゆとりが出てきました。
今日は津山市のKファームに視察に行ってきました。
Kファームは大粒高品質の瀬戸ジャイアンツを栽培していることで知られている農園です。瀬戸ジャイアンツは晴美ファームでも栽培しているメイン品種の一つで皮なり食べれる粒の形が桃のようなぶどうです。完熟すると絶品の味なのですが①病気に弱く、②若枝が折れやすく、③糖度が上がりにくく、④果皮が汚れやすく、その上⑤販売単価が低いの良いとこなし?のぶどうです。岡山県内では以前はかなり栽培されていましたが近年は同じ青系のシャインマスカットに切り替わり激減しています。Kファームでも瀬戸には苦労しているようでかなりの本数をシャインに植え替えているとのことでした。晴美ファームでは今後瀬戸をどうするか?本数を減らすか?もうしばらく美味しい瀬戸づくりを研究するか?全国的にシャインが増えており、店でシャインしか手に入らないような状態では楽しくないと思うのですが‥。
2020/07/23 黒赤系ぶどうの色づき状況
今日は昨日よりは最高気温は低かったですがそれでムンムンした一日でした。7月下旬はぶどう農家にとり気温がすごく気になります。それは7月下旬の夜間気温がぶどうの着色に大きく影響するからです。昼間は暑くても夜間気温が低いと着色はよくなります(気温以外の要因もありますが)。晴美ファームの主力品種の1つ黒系のピオーネは近年黒くならないことが大きな問題になっています。今日色つきを確認したところ黒くなりかけた房もありましたがまだ青い粒を含んだ房が多くありました。これから黒く色づくかどうか心配です。赤系ではサニードルチェは色つきが進み赤嶺は色づき初め、クーンニーナとコトピーはまだ青い粒でした。梅雨明け後は気温が高くなる予報なので赤系ぶどうも色つきが悪くならないか心配です。