昨日、8年間、お世話になった尺八のお師匠様から、ここで尺八の指導をやめようかと思っているとメールがありました。コロナでお休み中の尺八教室(2人だけの)ですが、びっくりして、先生の家に今日行ってきました。行くと先生はきちんといつものようにカッターシャツとスラックスの姿で大きな机に向かい、書道をしておられました。聞くと、いつも昼の時間は半紙よりももっと大きい紙8枚に自分の選んだ字を書いているんだ、ということでした。自分の想像ではステテコ姿で昼寝をされておられるのかと思っていたので(急にお邪魔したので)もう、驚いてしまって・・。目標を持たなければいけない。と話をしておられました。毎日そのように過ごされているそうです。見習わなければいけません。いままで、尺八のことはもちろん、いろいろなことを教えてもらってきました。この気力と技術ならまだ続けて頂きたいと思いましたが、そのように言われるので、また、尺八を楽しむ時を過ごすために来ますと言うと了解して貰えました。本当にありがとうございました。
ピオーネがだんだん熟してくるにつれて、シャインマスカットはもうそろそろでないかな?と思うのは当たり前なのですが・・・うーん。予測できないのはブドウ栽培の常です。今日、シャインマスカットの糖度検査をしました。数値は最高17.5で 17.0 16.0くらいでした。たまたま選んだ粒が低かったのか。うーん。正直、もうちょっと糖度が上がっていると思ったのですが。原因として考えられるのは一つめは木が大きくなるにつれて収穫は遅くなるということ。まだ8月だし。もう一つは葉っぱも青く、粒も青く、みずみずしいシャインマスカットは例年の様子とは違っていること。つまり、この日照りの中でも、水分がしっかり行き届いているのではないか?つまり可愛がり過ぎて水やりをするわ、夜露を期待して、草を刈ってないし。明日は草刈りを乗用草刈り機でして、カラカラにしてみます。
毎日、本当に暑いです。それでも、ブドウの収穫作業(まだピオーネだけですが)や草刈り、水やりなどが毎日あります。朝10時ごろからの草刈りが一番きついですね。今日はたまたま無かったのですが、3カ所から4カ所の水やりをぐるぐると順番にやっているような状況です。真っ暗になってからの作業にはなりますが涼しい時間になります。
家に帰ったあとの癒やしの相棒はクロです。最近は非常に甘えっ子ならぬ甘えねこになってしまって、すりすりとひっついてきます。かくれんぼが好きで、「おらん、おらん。」と言っているとどこからか出てきます。新聞を読もうとすると載っかって、読めなくするし。まあ、かわいいやつです。ええ年のおじさんなんですが。
サニードルチェが何房か特に赤くなり、このまま放っておくと縮果にならないかと心配になり、出荷するかどうか検討することにしました。出荷するということは箱詰めにすることが第一の出荷方法です。箱詰めをするためには、まずシャインマスカットの糖度が大切です。18度以上ないと出荷できません。第3ファームに行ってシャインマスカットの糖度検査をすると、ギリギリ18度、17.5のものもありました。食べてみても、美味しい、というところまで行っていません。その後、第1ファームに行って、ハウスの中のサニードルチェの糖度を測ってみました。17度、でした。まだ糖度が足りません。他の種類も測って見ました。ロザリオビアンコは17度、赤嶺はなんと20度となっていました。結論は箱詰めはまだ早い、ということになりました。今年は4,5日はブドウの生育が早いようでしたが、箱詰めはまだのようです。皆さんに美味しいブドウを味わって頂きたいので、もう少し待ってください。