今日で寒い日が多かった２月も終わり。昼間は小春日和の穏やかな中ぶどうの作業は芽傷つけをしました。この作業は昨年伸びた主枝延長枝の芽立ちを良くするために芽の先数㎜の所に傷をつけることを言います。普通は根が動き出す直前の３月上旬に行います。晴美ファームでは剪定ノコギリで思い切って切り傷を入れます。ぶどうの枝は強いもので深い傷を入れても自然治癒して生育には影響ありません。

今日は豊国原地区の草焼き作業がありました。これは、雑草の新芽が出る前に草の中にある害虫の卵や幼虫を駆除するためのものです。豊国原では草焼きを地区自治会行事として地区住民がほとんど参加して毎年行っており今日がその日でした。昨晩から朝方にかけ少し雨が降っていたため火の広がりが心配でしたが少し強めの風が吹き草焼きはうまくいきました。豊国原地区は混住化が進んでおり草焼きもやりにくくなっていますが地区の伝統行事として残していきたいと考えています。

今日の午前中でぶどうの剪定をやっと終わりました。今日の昼から気温が暖かくなるという予報なので厳寒期をできるだけ避け、ぶどうの根が動き出す前に剪定が終わり一段落という感じです。寒い日が続いて膨らみかけていた梅の開花も止まっていましたが春はしっかりやって来ています。晴美ファームでは家の横の畑とぶどう園の周囲に２種類の早生チューリップを植えていますが、芽が大きく育ち一つは咲き始めています。

我が家の野菜担当の母はなんでも早め早めに作業をしたい！という人なので、イチゴのマルチかけも２月１０日頃には実行したかったようです。しかし、寒さが厳しい間にマルチをかけるとイチゴの実の形の良くないのができやすいそうなので、もうちょっと遅くしようと言っていました。２月も下旬になり、あさってくらいから春らしい気温になって来るらしいので、マルチかけをしました。まず、爪楊枝をイチゴの株の中心付近に差しておいてから、バッサリと黒マルチで畝全体を覆います。それから、爪楊枝のせいで盛り上がっているところを手がかりに刃物でマルチを切って、イチゴの苗を引き出します。師匠の母もがんばっていました。

晴美ファームのぶどう園はもともと水田でした。特に第３ファームは周りを水田に囲まれているため、雨の多いい時期などは水が流れ込みぶどうの生育に良くありません。
もちろん、暗渠排水施設を設置し園の中と周りには溝を設けて水が滞水しないように対策しています。しかし、溝は自然に埋まってきます。今日は、その溝を鋤簾を使って掘り流れが良くなるようにしました。ぶどうの作業が忙しくなる前に小まめに園を整備していくことが美味しいぶどう作りに繋がると確信しています。

やっと桃の剪定をしました。どうもやり方がわからなくて急いで、ちらっと農業試験場の桃の木を見させてもらいに行って来ましたが、まだ迷いながらしました。昨年までは先端は切っていたのですが、切らない方が良いようなのでそうしました。剪定をしていると、元気のない太い枝もあり、これは枯れるかな、と心配になりました。桃も難しいです。切り口にトップジンも塗っておきました。

今日も冷え込みが厳しく、北日本の方では警報が出るくらいの大雪となっています。西日本ではそれでも午前中は日差しが差し、きもち春の日差しでは・・と感じました。畑ではタンポポや枇杷の花が咲いていました。

剪定が急がれる中、昨日はハウスのビニールを張ってくれる会社の方が来られて、日程の相談があったので、ペンキ塗りも気ぜわしくなってきました。いただき物のハウスなので、ペンキを塗って曲がりを直したような材料が使えるかどうか聞いたら、大丈夫だということなのでよかったです。忙しくなってきました。

今日も一人で一日中ぶどうの剪定です。剪定した枝は使っていない畑に軽四トラックで運び山積みしています。他の果樹の剪定枝や植え替えのために伐採・抜根したぶどうの幹や根も運んでいるのでかなりの量になっています。まだ、ぶどうの剪定が半分残っているほか桃の剪定もあるのでまだまだ山は増えそうです。

今日も午後には会議あり農作業ができないので寒～い朝８時から剪定作業でした。 事前に本剪定前に準備をしてきていたので剪定作業自体は１本１時間程度でスムーズにできるのですが寒さと飽きから長くは続けてできません。今日でほぼ半分の１５本を終わり、残りは明日からの寒波の様子をみながら気長にやろうと思います。

今日の天気は予報どおりで昼前から冷たい雨雪でした。剪定は早めに朝８時から始めて午前中で止め、午後は確定申告の書類整理や今までに描いた水彩画の修正をしたりしてゆっくり過ごしました。