今日の午後は今年最初の黒大豆の脱粒をしました。朝8時過ぎまで雨が降っていたので普通なら莢が湿っていて脱粒機(所有しています80万円位します)に入れても機械の中が詰まったり、莢と実がうまく分かれず脱粒はしないのですが「晴美ファーム」では農機具庫に入れて乾燥させているので雨が止みさえすれば作業ができます(1回の量は少ないですが)。今年の黒大豆は、開花後に適当に雨が降り、量的にも質的にも今までになく良いようです(少し鹿の害がありましたが)。これから、農協の選粒機で屑を取り除いた後、手作業で傷物等を取り除き、日陰で乾燥させ今年は全量農協に出荷します。早く出せばそれだけ価格が良いので母が“手作業で選粒します。
朝8時から懸案の打ち込みによる農業用水確保のための作業をしました。先日は吸水用の鉄管が深さ60㎝のところで打ち込めれなくなったので今日はユンボで穴を掘り石を取り除いてから鉄管を打つことにしました。当ファームのユンボで掘れる限度の110㎝まで堀り、底に鉄管を打ち込んみ深さ2m83㎝の所で岩に当たり?打ち込めれなくなりました。わが家の井戸は水位が地下110㎝の深さなので今度は吸水できると期待し、午後から管の上にガッチャンポンプを接続し、呼び水を入れてトライしました。が、ダメでした。何度ポンプの押し棒を押してもポンプから水は出てきません。まだ水脈に行き着いていないのか?しかし、これ以上打ち込むこともできません。今度の土曜日に再度トライしますがそれでもでダメなら、また鉄管を引き抜いて手作業で穴を掘り進んで井戸にするか?地下水はあきらめるか?頭が痛いです。
今日も時々雨がパラつくぐずついた天気でしたが、午後は美作台地の開発農地で農業を頑張っている農家巡りをしました。美作台地は標高120~140mの丘陵地帯でそこに約525㌶の畑が開発されています。農家の高齢化などで遊休農地が多くなっていますが、早期退職や地区外から移住しての新規就農も徐々に増えています。Yさんは農協を早期退職しハウス等約80aで色んな珍しい野菜を作っておられ、作っている野菜の種類は分からないくらい多いとのことで、プリプリの大根を頂きました。又、兵庫県出身でぶどう栽培のKさん、大阪府出身でぶどう栽培のAさん、桃栽培のYさんも頑張っておられました。現在私が勝っているのは年齢だけ?ですが営農でも負けないように頑張らなければいけないと思いました。
「第3ファーム」は横の水路を水稲の栽培期間しか農業用水が流れてこないので、それ以外の期間水の確保が必要です。そこで酪農家の友人から地下水を吸引する鉄管を打ち込む道具を借りて今日は打ち込み作業をしました。鉄管は長さは3m、太さ42㎜で、一方に先の尖った鉄管を溶接し給水用の穴を18開けました。最初は順調に打ち込めれていたのですが60㎝の所で全く動かなくなりました。友人に聴くと大きな石にでも当たったのだろうということで、結局は引き抜いてしまいました。「第3ファーム」は川に近く地下は石が多いという話を聞いたことがあるので、今度はユンボでできるだけ深く穴を掘り石を取り除き、その底に打ち込んでみようと思います。それでも打ち込めれなければ、業者に頼むか?タンクで運搬するか?頭が痛いことです。
佐用町の道の駅宿場町ひらふくで「しか(鹿)コロッケ定食(800円)」を頂きました。一緒に行った同所の友人は私が定食を注文しようとすると顔をしかめ奨めませんでしたが、しかコロッケが佐用町の名物ということなので思い切って注文しました。出てきたのはキャベツの千切りの上にドカッと大きなコロッケが2つ。「大きい、食べれるかな?」と言うのが第1印象です。恐る恐る口にしましたが、熱々で衣がカリカリ、中はミンチ肉でしっとり(もう少し固めの方が個人的には好きですが)、鹿肉独特の臭いもほとんどなく問題なく頂くことができました。兵庫・岡山県境を中心に鹿による農作物被害が大きく、駆除された鹿肉の利用が課題になっており、いろいろな取り組みで活用が広まれば良いのですが‥‥。
今年の農作業もだいたい終わり天気も良かったので、田植機とコンバインの整備をしました。今頃?と思われるでしょうが、今年は農地利用の手続きの遅れで米作りをしないで田植機とコンバインを動かさなかったのです。早く整備をしなければいけなかったのですが、果樹栽培の方で忙しく時間がとれず今日になっていまいました(農機具は動かさないで置いておいても調子が悪くなります)。潤滑油を注したり、ゴミを取り除いたあと、タンクに残っていた古い燃料を新しいのと入れ替え、エンジンを動かして各作業部位も動かしました。特にコンバインは15年前に購入しており、地区内では最も古いので念入りの整備が必要です。(数年前、農機具販売店から80万で下取りするので320万円の新型を買うよう言われ一時は買うつもりになっていましたが止めました。割が合いません)