車を駐車するときにはキャンベルの木陰にいつも停めています。キャンベルは粒間引きをしないので、ぎゅうぎゅうの房になっていますが、枝は綺麗に切り揃えられ、美しいぶどう棚になっています。先日軽トラをそこに停めていて、バックするときに伸ばしていたラジオのアンテナを引っ掛けて折った、という悲しい事もありましたが、じつに良い木陰です。ここで、直売所が出来たらよいのですが。

今日はピオーネの袋かけを始めました。摘粒は気持ち良くできず、どうしたものだろうと思いながら、しかし、もう３回どおり房をみて鋏を入れているので、「袋をかけよう！」と始めました。シャインマスカットもサニードルチェもきっと３回どおり摘粒をしていると思います。「どのくらい粒をきるか？」「その粒を切るか切らないか？」迷うから大変です。ブドウ一房一房が芸術品なんておこがましいですが、そのくらい手間をかけてしまっています。

ここ数日梅雨らしい天気になってきました。特に今日はどんよりした蒸し暑いで農作業もダレるような１日でした。
雨の日が増えるとそれまでの好天の時には気がつかなかった庭の一角に植えているアジサイが目立つようになってきました。我が家では挿し木で殖やした数種類のアジサイを植えています。ほとんど管理はしていなにのですが色とりどりの花を咲かせ道行く人達も楽しませてくれます。

くちなしの花が咲くと、園いっぱいに花の香りが漂い、その中での作業になります。作業に焦る心を沈めようとするかのごとく、たっぷりと良い香りがします。自然の芳香剤です。はさみを持って切りに来ていただき、ぜひ、一枝、家の中に挿してみてください。いいですよ～。

ヒマワリもぐんぐんと大きくなっていてうれしいです。ピオーネは大きくなってまた込んできてまた鋏を入れています。これは本当に大変です。

今日は美作国際交流をすすめる会の会議がありました。
すすめる会は２１年前から毎年海外の若者を受け入れており我が家は最初からホストファミリーを勤めています。今年は７月１３日から３０日まで８カ国から１０人の若者が来て我が家には２４歳のイタリアの青年がステイします。１８日間、若者達は河川や道路の清掃作業等のボランティア活動の他小中学生との交流などを行います。
今までに我が家には１０カ国以上の国の若者がステイしていますが、今年は晴美ファームの作業も手伝ってもらおうかと考えています。
ぶどうは粒間引き、房づくりで忙しいのですが合間を使ってなんとか園内の草刈りを終えることが出来ました。一応、スッキリしました。

晴美ファームでは色んな果物を栽培していますが管理不足で収穫出来ないものがあります。
その一つがアンズで、毎年収穫直前に何者か盗られてしまいます。カラス？サル？‥。そこで今年は樹全体をネットで覆うことにしました。ネットは結構高額でしたが、アンズの収穫後は桃の被覆、次が梨と何回も使えるので購入しました。
今年は美味しい色んな果物が食べれればいいのですが‥。

ブドウの摘粒と平行して、作州黒黒豆の植え付けをする時期となるので、本当に頭がいっぱいになってしまいますが、家族の力を総動員して農作業をこなしています。というのは、母は黒豆の苗つくりのプロ、私は堆肥を入れて、耕して畝つくり、妻は黒豆の消毒や調整でなんとか今日、苗の定植をしました。午前の早い時間に植えて夕方には雨が降って来ましたのでタイミングはバッチリでした。大規模農家の方も今日は黒豆の苗を植えておられてました。雨の前に植えるということで、天候を考えての農作業でした。

今日でやっとジベレリン処理を終えることができました。
栽培する品種が多い上、枝の管理や房づくりをしながらの作業だったので時間に追われての作業でした。明日からは袋かけ（出来れば６月中が好ましい）に向けて込み入った房の粒まびきと房づくりです。袋を掛けてしまえば気分的にも楽になるのですがそれまでまだまだ忙しい日が続きそうです。

６月６日に蒔いたヒマワリの芽が生え揃いました。少し間隔がせまいかもしれませんが、これから夏、７月の天神涼みに向かってぐんぐんと伸びてくれることでしょう。なぜ天神涼みかというと豊国原地域おこしグループ「五十嵐会」がヒマワリをいっぱい咲かせて、地域で一番賑やかな天神涼みに帰省客をお迎えしようと取り組んでいるためです。ヒマワリもマリーゴールドもわが晴美ファームの美観のためでもあるのですが。

草ぼうぼうだったみかん畑を草刈りしてきれいにしました。忙しさのため、あいこちの草刈りが出来ず、草ぼうぼうの所があります。その中の一つがみかん畑だったので、なんとか今日は草刈りをしました。みかんの実がいくつか付いていたので、我が家用のみかんくらいはできると思います。横にびわの木があります。