ブドウ農繁期は例年、7月10日に袋掛けをして終わります。今日もその予定でしたが、なかなか忙しい超多忙な日でした。天候は雨まじりの日が続く中で最高によい日になりました。まずは午前中はブドウの殺菌作業です。ブドウに袋をかけるともう袋を開けて殺菌することもできません。先日の粒間引きでうどん粉病が数粒だけ見つかっていました。こんなときに悩みができます。「このまま袋を掛けると収穫時に病気が広がっているかもしれない。」ということで、瀬戸ジャイアンツだけ病気の薬を入れることにしました。第3とハウスのシャインマスカットだけを先に防除して、薬を入れて今度はまた第3へ行って瀬戸ジャイアンツをする。なるべく安全に美味しいぶどうになるようにあっちに行ったり、こっちに行ったりして殺菌作業をしました。そして午後2時からお手伝いに来て下さった方と総勢6人で3200袋の袋を掛けました。なかなかしんどかったです。これからもまだ仕事は続きますがとりあえず、きりがつきました。
2022/07/09 黒系ぶどうの着色始め
2022/07/08 アケビとキウイフルーツ
アケビとキウイフルーツを晴美ファームの第2ファームの下の畑に植えています。春、気を揉んだのがこの2品種の植物でした。アケビは去年、別の場所から持ってきて、植えたので2年目。そろそろ実がならないかな、と期待していましたが、紫の花が咲いているなと思ったら、次に行ったときには無くなっていたりして、鹿が来て花を食べていたのかと思っていました。キウイフルーツはもう10年近い木ですが、雄木が1本だけになり、花は異常に多く咲くのですが、雄花が咲くのが遅く、果たして受粉できるかと心配していました。ということで、どちらも実のことで気を揉んでいたのです。結果は!このとおり。どうも、アケビはもう1本のアケビの木を植えて(できたらちょっと種類の違うのを)交配させないと実はならないようです。キウイフルーツの方はこのあたりのよその木と受粉しているのか沢山の実がつきました。面白いものです。