津山市(旧久米町)の「道の駅久米の里」には、ガンダムがいます。前を走る国道からよく見えます。身長は7m。ガンダムの設定身長の1/3だそうですが存在感があります。最初は張りぼての人形かと思いましたが、説明書きを見てビックリ。鋼鉄製の骨格にFRP(繊維強化プラスチック)の外装で、中のコックピットに人が乗れ、足は動かせるように片足に6カ所の関節があって電気モーターで各関節にある油圧ポンプを動かすそうです(電気は外部から接続しなければならず、現状ではバランス等で実際には歩けないそうですが)。作ったのは地元の中本さんで、自分で設計図を引き、7年間をかけて作ったそうです。すごいとしか言いようがありません。道の駅に寄った子供たちは嬉しがっていました。
「晴美ファーム」では、11月~年内収穫の柑橘を5品種植えています。6年前に苗木屋から美作地域でも栽培ができる品種ということで購入して植えました。しかし、たまに来る冬場の低温(数年前には-9℃まで下がりました)で若い枝が枯れ、樹は余り大きくなっていません。柑橘類は冬期の最低気温が品種によりますが-7℃~-3℃以上が望ましいとのことなので、一昨年前からは冬期に樹の上にトンネルメッシュを設置してビニールを張るとともに、樹に不織布を巻き防寒対策をしています。適当な防寒対策と寒さに強い晩柑類を知っている方は教えて下さい。今日、岡山市に行く途中、隣の赤磐市で水田転作で柑橘(品種不明、実が付いていたので晩柑類?)を植えている所があったので見させてもらいました。美作よりは南ですが南に山を配した土地で日照条件も良くありません。今後の樹の成長を参考にさせてもらおうと思います。
今日は、阪神・淡路大地震から20年。あの朝は大きな揺れでたたき起こされTVで大変なことが起こったと知りました。消防の放水訓練の朝だったので現場に移動していると、近くの中国自動車道も通行止めになっていました。自然災害は避けれませんが、出来るだけの準備と対策はしておこう改めて思いました。朝から雪の散らつく寒~い一日でしたが、防寒着の上にカッパを着て第3ファームのトンネルメッシュの設置を始めました。軍手をしていても濡れて手がかじかんでしまいます。トンネルを乗せる鉄線を調整しながらの作業なのでなかなか作業は進まず、今日は約50個を設置できました。しかし、あと150個も設置しなければなりません。インフルエンザが流行っているようですがうつされないよう気をつけ少しづつやります。
「晴美ファーム」の第3ファーム(トンネルぶどう園)は棚の実面積が約17a。足場用鉄管(径4.86㎝)をまとめ買いして自分でコツコツ建設したので約150万円かかりました。10aあたり約90万円要したことになります。今日、美咲町内を走っていて同じ足場用鉄管でりっぱなぶどう園をつくっているのを発見しました。面積は水田2筆なので約50a位だと思います。専門の業者が作っているのでしょう?鉄管が真っ直ぐに並び棚の高さもキチッと揃っています。特に驚いたのは、雨よけにトンネルメッシュではなく、約4m幅のアーチパイプを利用しようとしていることです。これなら、雨を完全に防ぐことができます。うらやましいと思いましたが、鉄管も多く使っており経費的には「晴美ファーム」の倍以上かかっていると思われました。何時か園主に会って話しを聞いてみようと思います。詳しい情報が得られたら報告します。
昨日、大切にしていたコンバインと田植機を処分しました。昨年、「晴美ファーム」では、ぶどうを中心に色んな種類の果樹と黒大豆を栽培しましたが、水田を近くの大規模農家に預けたために米は作りませんでした。もし、米作りを再開すると近いうちに購入13年のコンバインを買い換えなければならない状況でした。数年前320万円の新型コンバインを農機具屋から薦められ購入直前までいきましたが取りやめたことがあります。わが家のように所有水田が少ないと米作り関係の機械代が高く全く割りに合いません。「晴美ファーム」は、果樹と黒大豆、出来れば野菜に経営を集中して行くことし、米作りからは撤退です。(米は近くの親戚から安く分けてもらえます)
やるべき仕事(農作業)が沢山あるのに今日は一日楽しませてもらいました。佐用邦楽同好会の新春初調会が佐用町であり、朝9時半から午後4時まで、昼の会食を外して5時間尺八を楽しみました。参加してのは17人で、尺八4人、三味線3人、琴10人でした。ほとんど休むことなくぶっ続けで9曲を(一部は繰り返して)演奏したので気持ち良く疲れました。尺八はまだまだ思う音が出せないですが、ライフワークの一つとして忙しくても時間を作って続けていきたいと思います。
今日の演奏曲は、
春の海、春の歳時記、初春の調べ、茶の湯音頭、七福神、万歳、六段の調べ、初鶯、花かげ変奏曲 でした。
今日は写真を撮ることができませんでした。