2015/02/05 クロと戯れる田舎暮らし
今日は、午前中は天気が良かったので第3ファームぶどう園の誘引鉄線の棚鉄管への固定をしました。ペンチを使ってステンレス線で縛り付ける単調な作業なのですが数が多いのであと2日はかかりそうです。
昼からは、農林業センサスの回収に地域内を周るとともに、庭のリンゴの剪定などをしました。剪定をしているとクロが木に登りじゃれついてきて危なくて作業中止で大変でした。クロは、まだ、生後半年くらい?なので何にでも興味があり変わった動きもするので、時々おちょくったりして遊んでいます。
南天の木にすごい数のヒヨドリが集まっているの見つけました。その数、約20羽。直ぐに南天の赤い実がなくなってしまいました。ヒヨドリも餌を求めて必死なのでしょうが、野菜食べにこないか心配
先日、昨年この地域にぶどうの新規就農が4人あったと書きましたが、今日はその中のKさんのぶどう園を訪ねました。
Kさんは大阪府出身で甘いぶどうをつくりたくて会社を辞め、こちらに来て奥さんと2人で頑張っておられます。
耕作放棄地を整備して既に簡易被覆栽培のぶどう棚17aは完成し、今は15aのハウスの建設中でした。できるだけ初期投資を抑えるために、ハウスはラン栽培を止めた方から分けてもらい、自分達で分解運搬し、建設も2人でしておられましたが、初めてとは思えないような立派なできばえで驚かされました。
色々意見の合わないことがあって言い合うことが多いとのことでしたが、2人で楽しくやっておられるようにみえました。早く経営を軌道に乗せ、地域農業にも貢献されることを期待しています。
ブログを見てくださった方からの声かけは本当にうれしいものです。「◯◯に困っとるんだったら、こうしてみたら。」とか「この間の記事の写真が綺麗だったから行ってみた。」とか。また、「この前の漢字が違っていたよ。」とあたたかい指摘もうれしいことです。
今年、年賀状にホームページのロゴマークを入れていたところ、35年、会っていない友人から「ホームページ見たよ」というはがきを頂きました。会いたいな。と思っていても、なかなか実現せず、年賀状のやり取りだけになっていたのに、なんとうれしいことか。
早速(すぐには書けませんでしたが)、返事を出し、電話ができ、メールの交換ができ、35年ぶりの会話ができたのです。声は全く変わっていませんでした。懐かしい話やお互いの近況やら楽しい会話ができました。今度、友人が帰省された時にはぜひ、会いたいと思います。晴美ファームにも来てもらってぶどうができていたら、持って帰って貰いたいです。
今日は勝央町のノースヴィレッジ(農業公園)で「勝英地域明日の農業・農村を考えるつどい」が開催されたので参加しました。
このつどいは、農業者と関係者が一堂に会して新規就農者を激励するとともに、活動事例と先進地の取組を学び地域農業を発展させるために、農業者の組織する団体が協力して開催したものです。
新規就農者の激励では、平成26年に新しく就農した8人に記念品が贈呈され、それぞれ抱負を語りましたが、5人?がIターン、4人がぶどう栽培で、改めてぶどうが人気なのがわかりました。
活動事例では農業後継者クラブ、JA桃生産部会、高校のグリーン環境科の生徒さんからそれぞれ活動報告がありました。桃部会からは新規就農希望者の受入体制整備と受入状況の報告があり、「農家は農業の悪い面、厳しい面だけを言いがちだが、良い面をもっと言うようにしよう」という提言があり、わたしもそのとうりだと賛同しました。
また、講演では、住民が地域の未来ビジョンをつくりまちづくりをしている事例の報告がありました。
このつどいのような集まりは、なかなか話をする機会のない人とも話ができ色んな面で刺激になります。
今日は農作業なし。
と言っても午前中は農林業センサスの聞き取り調査で地域内を周り、昼からは佐用に尺八を習いに行き、4時前からは香川に居る息子の様子を見に行ったので結構忙しく過ごしました。
農林業センサスは、国が農林業と農山村の実態を把握するために5年ごとに行っている調査で今年が調査年に当たります。自分は地域内の37戸の調査を市から依頼され、農作業の合間を使って聞き取り調査に回っている訳です。わが豊国原は、平地で水田の整備もでき、日照条件、用排水の便もよく、美作市の中でも農業環境は良いのですが、後継者がおらず年を取って農業が出来なくなり、農地を地域外の大規模農家に預けて農業を止める家が増えているのには驚かされます。
今農地を受けてくれている大規模農家が病気や怪我で受けれなくなればと考えるとゾッとします。