昨日は午後から夜に結構雨が降り、久し振りの雨で「恵の雨、作物に水をやらなくても済む」と喜んでいましたが今日の昼頃になると土は白く乾いてしまいました。
近所でも野菜にポンプで潅水している方があったのでぶどうの様子を調べに園を回ってみると‥‥。
なんと「瀬戸ジャイアンツ」の若枝がたくさん萎れています。他の品種には萎れは無いのに瀬戸だけ。萎れた若枝の数は5~10%。急遽、予定した房づくりの作業を止めて、ポンプを出して潅水しました。何とかこれ以上萎れる若枝の数が増えなければいいのですが‥。
それにしても瀬戸は枝が取れやすく、病気に弱く、果皮の汚れ(カスリ症)が発生し易く、糖度がのりにくく、価格も高くない欠点が多い品種なのに更に乾燥に弱いとなると栽培品種としての魅力は何かと改めて考えさせられてしまいます。
2020/05/10 花桃の種は要りませんか?
2020/05/09 ピオーネの穂先を整理する
誘引3日め。まだまだ1ヶ月以上続く誘引ですが、なんともしんどいブドウ作りを癒やしてくれるのは、クロとピーです。クロは猫、ピーはインコです。どっちもニャーニャー、ピーピーと鳴くので相手をしてやらなくてはならず、なかなか大変です。まあかわいいのですが。夕食後、ふと見ると、クロがめずらしく耳を下げてかわいげな格好をしているので、どうしたんかな、と思っていると、なんと家の中までケムシを連れて来ていました(私が)動く小さなケムシを相手にたまをとり、しばらく遊んでいました。見てやろうと思うとガバッと隠してしまい、もうつぶしただろうと思っていると、小さなケムシがまだ動いているではありませんか。そのうちすぐに飽きてしまったので私がつぶしました。
2020/05/03 ピオーネの第1花穂切除
今日は昼前から2週間ぶりの雨となりました。今(午後9時)も少し降っていますが量的にはまだまだ欲しいところです。
今日はピオーネの花穂(房になる花)の切り取りをしました。ピオーネは他の品種に比べ花穂のつきが良く(特に晴美ファームでは良く過ぎ)て、永く残しておくと穂先の生育が悪くなってしまいます。また、第1花穂までの節間が短く枝の誘引をするための捻枝が難しです。そこで晴美ファームでは最初につく第1花穂は早めに切り取り第2花穂を整形して房にしています。早く花穂を着ればその後の生育が良くなるので出来ればまだ伸びていない枝から切って生育を進めれればいいのですが、残しておくと花穂に力を取られてしまうので第1花穂が判別出来れば切っています。