柿がよい色になってきました。我が家の柿の木は葉がまだたくさん付いていて、緑色をしています。どういうことか、近所の柿の木にはもうほとんど葉がありません。ブドウの防除のときに一緒に柿にもしていたことが病気にならずに大きくなることにつながったかな、と思っています。最近、とても甘くなって、一日、２回のおやつの時は必ず、柿を食べています。枝から取って、服でふいて、丸かじりです。とても、美味しいです。箱にして、送ることができますよ。いかがですか？

タマネギを７００本余り植えました。と言っても母が、ですが。３カ所黒マルチを張って植えました。我が家の苗床でできた苗が６００本ほど、後の１５０本は彩菜茶屋で買った苗です。私が作った畝には赤タマネギが植わっています。１カ所目の畝から説明すれば、前にサツマイモが植えてあったところです。きちんとした畝にして、ほうれん草を植えようと、鶏糞や石灰をふり、細かくたがやしていたら、近所の野菜作りさんが、「今から、ほうれん草まいてもだめじゃで。」というので「ええっ。」と驚きました。それで、タマネギになりました。２，３カ所目は大根やにんじんの間になんとか場所をこしらえて、植えています。

朝晩めっきり寒くなりました。あと、残っているぶどうは瀬戸ジャイアンツ約２０房、オリエンタルスター約１００房だけになりました。
寒くなりトンネル栽培ぶどうの葉が次第に色づいてきました。色づきは昨年よりは若干早いようですが、シャインとピオーネが先行し、収穫時期の遅い瀬戸が遅れています。シャインは特に紅葉が綺麗でぶどう棚の下に入ると黄色の天井に覆われ幻想的な感じになり気持ちがいいです。

あと残り３０ほどになってから、言ったのではどうにもならないのですが、「瀬戸ジャイアンツ」が美味しくなりました。私たちは青色矢印の房を食べたのですが、シャインマスカットより甘い！！皮もうすい。ブドウらしい甘さ。美味しいです。出荷するのを待って、遅くから出せばいいのかも。来年は焦らずに、じっくり、１０月の中ごろから出しましょうか。１１月になっても、汚れはひどくはならないようです。ある程度はきますけど。

ブドウ作業のあまり無い今の時期に片付けをしています。作業場のとなりが我が家の物置です。本とかいろいろ置いていますが、それを片付けないと、家の片付けができません。そこで、ブドウをたくさん並べていた作業台の上に物をいっぱい並べています。何でも代用できる台です。今流行りのDIYで古いタンスから本棚を作ったりしました。そういうことをするのは楽しいです。しかし、この作業台の上の物の処理にはまいります。

今日は竹竿づくりをしました。竹竿は桃園の防蛾ネットの被覆などいろんなところで使います。
ホームセンターに行けば樹脂の偽竹を購入出来るのですが晴美ファームでは母屋の横に小さな竹藪があり簡単に青竹が手に入るのでそれを利用しています。伐採した竹は枝を切り落とし、曲がった部分があれば切り捨ててt真っ直ぐい部分だけを利用します。竹竿を長く保たせるためには収穫時期が問題で９月以前に切ると切竹に虫が入り直ぐに腐り折れやすくなります。

ぶどう園ではトンネル被覆の農ポリを取り外したので農ポリの押さえ（固定）に使っていた黒いビニール紐がたくさん垂れ下がっています。このまま放っておくと風で揺れ、ぶどうの枝やトンネルメッシュに絡みつき剪定作業の邪魔になるので晴美ファームでは来年春まで小さく束ねておきます。今日はその束ねの作業を始めましたが何せ数が５００本以上あります。上を向き紐を束ねてほどけないようにくくらなければいけないので大変です。まあ、剪定を始めるまでに終わればいいので毎日少しずつ他の仕事の合間にやります。

今日は月２回の水彩画の日農作業場の片付けを１１時までに終え岡山市に出かけました。今日の画材はアジサイ（アジサイの時期ではないのですが‥）です。１１月のアジサイの力強さを描こうと苦労しました。イメージを出そうとしましたがまだまだ写実的で伸びやかな絵にはなりません。中川一政画伯のような力強くインパクトの大きな絵に少しでも近づければ良いのですが‥。

ぶどうの収穫はオリエンタルスターを除きほぼ終わり、今日は今年行ってきた瀬戸ジャイアンツの果皮シミ防止試験の調査をしました。
これは、瀬戸ジャイアンツの品質に大きな問題となっている果皮のシミ（汚れ）を抑えるための技術を探るために行ったものです。具体的にはカルシウム資材の葉面散布とケイ酸資材の花（幼果）浸漬をしました。調査の結果ははっきりした差がなかったように思われましたが、カルシウムの３回葉面散布とケイ酸のジベ処理時１回浸漬汚れが少ないように思われました。また、別に調査したかけ袋の種類による汚れの発生度は白いかけ袋に汚れが少ないように思われました。今年の結果をもう少し分析して来年も試験をしてみようと考えています。

午前中はやはり、ブドウやみかんを彩菜茶屋に出荷。昼からは続きのビニール取りでした。今年は大きめのみかんがたくさんなりました。出荷するにも、食べてみなくては、と思い、試食してみました。これが、すごく美味しい！！とも言えませんが、ちゃんとみかんの味にはなっているようです。りんごもカラスにも食べられず、これだけたくさん実になりました。王林は収穫して、紅玉は袋を外し、赤い色を付けようとしているところです。ただ、ブドウのようには売れなくて、今日のみかん、売り上げ「１個」のようです。