タケノコと木の芽の季節になりました。先日、山陽新聞の滴一滴に「木の芽和え」のことが書いてありました。我が家では「タケノコのばら寿司」を母が作ってくれました。この季節に必ず、食卓に上るご馳走です。木の芽を混ぜたり、飾ったりします。私は苦手ですが、この季節の香りです。近所の方にも少し食べて頂きました。

まず、芽が出たのはシャインマスカット、コトピー、ハウスの中のブドウそれぞれ。発芽期にする防除、カイガラムシ防除とバンプ病などにかかりにくくする消毒をしました。その後、ピオーネの発芽が続くか、と思って気をつけていましたが、今日見ると瀬戸ジャイアンツに芽が出ていました。非常に可愛いです。皆さんに見せたいくらいです。枯れた幹から出てくる芽は本当に不思議です。この先、霜があると芽が焼けてしまうことがあり、要注意です。瀬戸ジャイアンツも防除をしました。

ヤマツツジは山躑躅と書き、５月４日の誕生花で花言葉が「燃える思い」だそうです。年々、咲くのが早くなり、桜と同じように咲き始め、山が白やピンクに彩られています。美作市には宮本武蔵の生誕地がありますが、その近くに鎌坂峠つつじ園という公園があります。つつじを見ながら散策を楽しむことができるそうです。今回は自分がまだ行っていないので、申し訳ないのですが、たくさんの鯉のぼりが集められて、空を泳いでいる期間もあります。行ってみたいです。

岡山美作の地域では昔から「からし菜」というピリッと辛い大ぶりの葉物野菜を作っていました。最近はあまり作る人もいないようですが、たまたま落ちた種から芽が出て、母が育てていたようです。昭和の料理としては、「からし菜とタケノコの合わせ煮」ということで季節感のある美味しいおかずのようです。ということで、「タケノコは出てないかい。」と言うので、探しに行くと１本だけ出ていました。初物です。夕方帰ってみると料理が出来ていました。付け足しですが、畑の様子です。イチゴとタマネギも、もうすぐ初物が採れそうです。

岡山美作晴美ファームはきれいな農園を目指していますが、ただ、「草枯らしや草刈りをして、きれい。」というのではなく、SDGsというか草の持続可能な共存を目指しています。放っておくとクローバーが生い茂ったり、スギナが農園を覆い尽くしたりします。いろいろな草が適度に毎年繁殖して、たまに草刈りして落ち着くくらいな状況であってほしいと手入れをしています。今日は第３ファームの東側の草刈りをしました。ここは、３月頃からクローバー取りを徹底的に行い、スギナの根っ子もかなり掘りました。それで仕上げの草刈りです。車が見える中央の道も鍬でかなりクローバーを取っています。かなりこだわった草作戦です。

梨（豊香と豊水）が咲いています。桃の摘花が一応目途がついたので、今日は梨の摘花に入りました。１番目、２番目に咲いた花は変形しやすいので、残さずに３，４番目の実の大きいのを残しています。（毎年、やり方はこうだったかなと思い、不安になります。しかし、やってみると、確かに１番目に咲いた花は長さが短く、少し他のものと違います。）　写真を写すのが６時半を過ぎてしまい、こんなに暗くなってしまいました。

今日、パートナーの実家からカボチャの苗が届きました。去年は１本だけもらっていたのに、１本で１００個ものカボチャができたので、いつも自慢していたら、「今年は３００個、作りんちゃい。」と言われてしまいました。まだ、植える所の準備ができていないのでただ今焦っています。今日はいろいろなカボチャの状態が揃いました。なかなか、こんなことはありません！！まず、昨年の夏収穫したカボチャが無傷で残っていました。そして、たまたまカボチャ料理をしていました。そして、今から種を播く頃なのに、妻の実家はもうこんなに苗を大きくしていました！

今年は桜の開花が早いですが、ブドウも生育が早め早めに進んでいくかもしれません。なんと、今日より２日ほど前、シャインマスカットの萌芽が見られました。「早い！」とびっくりしました。露地シャインにはカイガラムシの防除をこのタイミングでしなければならなかったので、大急ぎで農協に薬を買いに行きました。さあ、いよいよ、ブドウの作業が始まります。2021年用のブドウ日誌も買って用意しました。シャインの新芽は産毛に覆われて、本当に可愛いです。

近所の〇〇さんが「今、帰ったとこ。」と持って来て下さいました。今帰ったというのは、魚つりに行っていて今帰ったということ。それくらい新鮮なので、ぴかぴかの「ママカリ」でした。いつもはアジがたくさん釣れるのだけれど、今日はママカリばっかりだったわ。と言っておられましたが、さすが、まま（飯）を借りに行くぐらい美味しいというくらいとても美味しかったです。家でママカリの料理をしたのは初めてでした。（いつもは買って食べていました。）

数日前から桃の摘花をしています。しかし、用事があって一日中することができず、よくて５時間、少ないときは２時間くらいしか出来ずはかどりません。また、さらにはかどらないのは摘蕾をしてなかったので、ぎっしりと花が付いており、ちぎるようにしないと花が取れないからです。２枚の写真がありますが、どちらかが摘花前、どちらかが摘花後です。