前回は３月６日だったので、４，５ヶ月ぶどう三昧に明け暮れて、三味線や尺八の会に行けなかったということですが、なんとかくぎりがついて参加できたので嬉しかったです。この写真は歌い手さんが「岸壁の母」を唄っているところです。昔の曲でも胸を打つ曲です。涙を流している人もいました。今日のお客さんは５０人くらいでした。一緒に歌ってくださっているのが見えて、自分も楽しみながら尺八を吹くことができました！＾

うれしい情報です。ピオーネに着色が始まりました。第３ファームでたまたまのぞいたピオーネが着色を初めており、びっくりして第１ファームはどうか、と行ってみると、ピオーネにつぎつぎに着色がはじまっていました。いいぞ、と嬉しくなってしまいました。それから、オーロラブラックも見てみました。昨年は着色が早かったのですが、今年はジベ処理を２回処理に戻したせいかまだ青い粒が多かったです。しかし、調べていくと、写真のように着色しているものもありました。今年はオーロラを長く保たせて、ピオーネが無くなったあとに出そうと計画しているので、上手く行くかどうかです。

なるべく続けることで、絵を描くことに一山が越えられないかと先週に引き続いて今日も行ってきました。本当はぶどうの事や草刈りもあったので、行くまでに分刻みで仕事をして行きました。そうすると、くたびれるのなんのって。まあ、一晩寝れば直るのでまあ大丈夫でしょう。絵の方ですが、今日はスケッチブックを忘れてしまって、先生に一回り大きい紙を頂いて描きました。大きな画面に大きな花瓶、花。今日も殻が破れなかったかなあ、と思います。先人は同じ花を簡単に描いていても、飽きない奥行き、味がありますが・・・続けることが楽しいことです。

今日も暑くてたまりませんでした。なるべく早く家を出て、草刈りをしようと思いましたが、必死でして９時半まで。それからはぶどうの葉陰でわき芽とりです。普通ならぶどうの葉陰は涼しいのですが、今日のような蒸し暑さと日差しの猛烈な暑さの日は仕事になりません。それでも、午後は部屋で針金フックを作ったりして、ちょっとしたらまたブドウ園へ日陰を作りに出かけたりして、ようやく仕事をおわると、南の方にどうしても目が行きます。三つ星山に光、天の字が浮かんでいるのに目が行きます。今日も一日頑張ったな。と言ってくれているようです。

晴美ファームでは、黒系ぶどうではピオーネ、オーロラブラック、BKシードレス、涼香と加工向けのキャンベルアーリーを栽培しています。ピオーネを中心にすると収穫時期が早いのはBKと涼香、遅いのがオーロラです。今日、ぶどう園を見回って着色状況を確認したところ、涼香だけが着色を始めていました。涼香は独特の香りの甘いぶどうですが、粒が小さく果皮が少し硬いのが欠点です。販売にはちょっと向かないようなので家庭用で楽しむ品種かなあと思います。

ぶどうの葉はベと病に弱いのでなるべく早く袋掛けをして、ボルドー液を噴霧するとこれで春から夏にかけての全てのブドウ仕事が終わります。コトピーと幼木シャインにムッシュボルドーの噴霧をしたので、「終わったー！！」と叫びたい気持ちです。これからパートナーは桃の収穫を、私は草刈りを頑張らないといけませんが、気分が違います。毎日、ぶどうの事を心配して、次はこれ、次はこれと焦ってしていたので、本当に大変でした。とりあえず完了ということで、よかったです。

昨日、コトピーの袋掛け前の防除を終わり、今日は研修生の宮脇さんと一緒に最後の露地ぶどうの袋掛けをしました。粒間引きをいっぺんに終わるということは本当に至難の業でありまして、コトピーは特に、生理障害が出やすい時期なので用心して少しずつ少しずつ粒間引きをしました。わき芽取りも同様です。例年よりかなり綺麗な房であると思いますが、袋を掛けたらわからなくなりますから、祈るばかりです。一緒に第１ファームにある４年目のシャインマスカットにも袋掛けをしました。明日から草刈りが待っています。

ハウスの中にあるぶどうはまだどれも袋を掛けていません。そこでいつまでも房作りが出来るという良いような悪いようなことです。今日「おっ。」と思ったことですが、サニードルチェの粒がいくつかちょっとピンク色になっていました。これはブドウの着色始まりかと期待が膨らみました。まだ梅雨の時期なのでとても出来ませんが、実はハウスの屋根に上がって、ビニール磨き用のローラーを使ってハウス農ポリの掃除をしようと思っています。そうすると、光を欲しがるサニードルチェは去年に比べて甘く出来上がることでしょう。

我が家に初めて植えられた栗。花が咲くのも珍しかったですが、栗の実が花からどう実になっていくかも面白かったです。栗には雄花と雌花があり、雌花がいがぐりになります。それから、我が家の強力助っ人が先日、梨の実を少なくしてくれたので、少し実が大きくなっていました。雨が多いので、作業もしにくく、なかなか行き届きません。

ぶどうの作業が忙しくなりしばらく休んでいた趣味の水彩画。作業の方がだいたい終わったので今日から再開です。しかし、５月初めから２ヶ月間絵筆を持っていなかったので描く感覚を忘れてしまったようで上手く描けれません。面白く味のある絵を描きたいのですが、まじめに描くと絵は硬く面白さがでてきません。