ぶどうの収穫はもう少しあるのですが元肥の施用も終わったので今日は午後から作業場の片付けに入りました。作業場の中は収穫したぶどうを運んだコンテナや袋・箱詰めに使った書材料、更に作業台等で雑然としていました。また、作業場の周りも沢山の暑さ対策のタテス等を立てかけておりその片付けも大変でした。気温も下がり肌寒い中で片付いた作業場をみると先日までの忙しさが嘘のようで寂しささえ感じてしまいました。

最近クロの部屋のとなりがリホームの工事に入り、壁だったところに青シートが張ってあります。すると、シートの下の隙間を見つけて、クロが軽々と外へ出て行ってしまいます。何度捕まえて中に入れといてもいつの間にか外の植え込みの中にいたり、畑で仕事をしている母のそばでゆるゆると過ごしたりしています。なんか、顔つきまで野良猫？の顔になってきたようで心配です。時には外で排尿などもしているようで、砂も汚れなくなってきました。まあ、寝るときはベットに来ているので可愛いのですが。

今日はぶどうの元肥を施用しました。いままでは毎年ぶどうの収穫が１０月終わりまで長引き元肥施用は１１月に入ってからになっていましたが、今年はぶどうの収穫もほぼ終わり栽培暦にほぼ近く施用することができました。元肥は栽培暦に従い土壌調査の結果を参考に果樹いちばんとヨウリン、セルカを基本にしましたが昨年使用した酵母堆肥の結果が良かったので今年も使ってみることにしました。肥料の施用は結果が遠すぎて目に見えないので難しいです。

ぶどう園の片付けの締めくくりとして今年最後のの草取りと草刈りをしました。幹周辺の落ち葉と茅を敷いているところにはツユクサが広がって生えていましたが草がまと手抜きで綺麗にしました。また、乗用草刈機では刈れずに残っていた排水路と防風ネットの回りの草も背負草刈り機で綺麗に刈り取りました。これだけ綺麗にしておけばこれから施用する元肥も無駄にならずに済むと思います。

ぶどうの出荷もほぼ終わったので今日は出荷を午前中で終わらせ昼からはぶどう園の片付けにはいりました。用水路からの給水管、ぶどうの樹への潅水ホース、防犯カメラ、サーチライト、防犯用テント、防風ネット等など、やらなければいけないことは沢山あります。他にもぶどうの樹への元肥施用、土づくり、被覆農ポリの撤去等も１０月中にしなければいけません。１１月なれば落ち葉集めもあります。

晴美ファームのハウスぶどうの現状です。なかなか色がつかなかった赤嶺も朝晩の寒さとともに色がきれいについてきました。糖度も高く美味しいですが欠点と言えば果皮が少し硬いくらいです。シャインはトンネル被覆栽培に比べ小粒で糖度も少し低いようです。来年は早めの土づくりと被覆農ポリを洗浄してもっと美味しいものを狙います。ロザリオはもう少し小房にしようと思います。そうすれば糖度ももっとあがり美味しくなると思います。サニードルチェとクーンニーナは良くできました。来年も同じようなものが出来るように頑張ります。

酷暑だった夏も過ぎ、我が家の庭の植木はぶどうの成育中は何も管理ができずに伸び放題で混み合っています。１０月も半ばになり農作業も一段落したのでそろそろ庭木の選定作業に入る時期になってきました。今日は農作業の手伝いに帰っている弟が紅葉などを切ってくれましたが木の本数が多いので何日もかかります。今の時期は季候も良いので果樹類の剪定が始まる前に気持ち良くと庭木の手入れができます。

今のぶどうの状況はトンネル被覆栽培ではピオーネは全て終了。シャインは残り１５房、瀬戸は約５００房残り、コトピーとオーロラが少し。ハウス栽培はシャインが約１００房、赤嶺とサニーとクイーンが合わせて８０房、ロザリオ５０房と言ったところです。これからは期日指定の箱注文の対応と直売所への賑やかしの出荷でゆっくりできます。

最近の急な冷え込みのせいか富有柿の実が色づいてきました。今年も８月に摘果したのですが部分的に採ることができなかった枝があり鈴なり状態になってしまいました。こうな樹の養分が分散され１つ１つの実は大きくなりません。もう１月もすると収穫するので今から実の数を減らしても効果はないかもしれませんが、しないよりは良いだろうと混み合ったところの実を切りとってみました。

晴美ファームの作業場の近くにオジギソウが広がってきています。葉の開閉が面白いので数年前に友人から小さな苗を分けて貰い植えていたものが増えているものです。最初は葉の動きに興味をもって植えたものでしたが花もピンクで可愛らしいので大切に管理しています。このオジギソウをぶどうを買いに来られてお客さん数人から種を分けて欲しいと頼まれさしあげています。他にも欲しい人があればさしあげるので連絡してください。