皮むきと平行して、パートナーの方は桃の摘蕾にかかっています。摘蕾をする理由は蕾を取ることで、花が咲くエネルギーを最小限の蕾だけが使って木の余力を残すということです。今ならポロポロと蕾が取りやすく、摘蕾の適期と言えるのではないかと思います。スマホなどを見ると、今より１ヶ月前にするところもあるようで、さらに、必要のない部分は早めにとって、必要な桃にしっかり、栄養を与えるということを考えているのかもしれません。

明後日、雨が降るということで、ジャガイモを植えました。近所の野菜作りをしておられる人も次々に植えられていました。最近よく雨が降るので、土の中は一部湿っているところがありました。母は植える溝は掘った後、少し乾かしてから切った種芋を並べるといいよ、と言っていましたが、私達がちょっとでも早くブドウの皮むきに行きたいので、どんどんとやってしまいました。うまくいって、芋が腐らず、大きく育つことを祈っています。

カイガラムシ防除のため皮を剥いていますが、硬くむきにくく時間がかかってしまい少しずつしか進みません。１本済ませるのに４日もかかってしまいました。ノコ歯を短刀に加工して、皮を剥いていますが、これはとても使いやすいです。しかし、前に進まないのです。なぜかというと、カイガラムシは枝先の剪定した座の近くにいるのに、そこはこれから出てくる芽があり、芽を取ってしまっては何にもならないのです。それでむきにくく、無茶苦茶手間がかかってしまいます。

梶並川堤防の河津桜が開花しました。他所に比べれば遅い開花ですが美作地方では毎年遅れます。それでも平年よりは数日早いようです。満開は今月２０日過ぎになろうかと思いますがまだまだ寒いので花見だけにして花見酒は遠慮しておきます。

ハウス前の早咲きチューリップが５，６個咲きました。もう咲いてしまったので、草取りが間に合いませんでした。いつも、犬の散歩をされているご近所さんが、「チューリップが咲きましたねえ。今年も咲いたよと、こころのカメラで写真を撮りました。」と言われました。花を待ってくださっているんだと本当に嬉しくなりました。

３日日曜日からブドウの皮むきが始まりました。それというのも我が家の強力助っ人が来てくれたからです。私はと言えば皮むきと平行して、たくさんの幼木の芽きずを付けて、メリット青を塗ったり、苗木を植えたりと他の用事をしていました。やっと今日は二人同時に皮むきに取り組みました。やはり、皮むきは骨が折れます。よく、こんなにきれいに剥いたもんだと助っ人の仕事ぶりに驚きました。

今日は天気予報のとおり朝から雨。午前中は溜まっていた事務処理を済ませ、午後は水彩画を習いに岡山市まで出ました。今日の画材はクリスマスローズ。花が下を向くので絵にはなりにくいですが挑戦しました。静物画は見たとおりに描こうとするとチンチクリンな絵になってしまうので鉛筆で大胆にアクセントをつけてみました。実物はもっとよく描けているのですが？写真では？？

去年は３月７日にジャガイモを植えたんだって、とパートナーが何回も言うので、しぶしぶトラクターを車庫から出して、畝作りにかかりました。やり出すと面白くなって、ジャガイモの場所だけではなく、畑全体を耕し、春に植える野菜類の畝も作ってバッチリにできました！溝をあげる豆トラも調子良く、（母のために、広い通路にしてやろう）と取組みました。溝をたてるときに目指す位置に竹を立てておいたので、真っ直ぐになりました。生真面目な性格が出ているでしょう。（冗談です。）

今朝の最低気温は美作市で－５℃だったとのこと。晴美ファームは美作市の観測地点からだいぶん南に位置するのでそれ程までは下がっていないとは思うものの霜が降りて寒い朝でした。それでも昼間にはかなり温度が上がってきたので今日はぶどう幼木の剪定を済ませ、桃を１本新植しました。植えた品種は早生品種の日川白鳳。既に日川は植えていますが７月上中旬に収穫出来き糖度もある品種なので商品性は高いと考えています。（美味しさは清水白桃が一番でしょうがこれは他の農家さんにお任せします）

今朝、農園を回るとハウスの中のものと露地に植えてあるもののクイーンニーナだけから、ポタポタとしずくが落ちていました。水が回るといいます。しかししかし、明日の朝は心配していた超低温が襲う予定です。ポタポタ落ちている水が凍ったら、絶対に良い影響はないと思われます。シャインマスカットは水が回ってないのですが、クイーンニーナはどうしたことでしょう。露地の１本は一昨日剪定したばかりです。剪定を待ちすぎて遅かったのでしょうか。困った、困ったと言っていたら、パートナーがそれならば防寒をしよう、と言って、勝手にパオパオを持って来て、新しい切り口だけを包みました。こんなことをしてもどうにもならんじゃろう！！という感じです。