立春を過ぎて、日差しが少し春めいてきました。(朝、晩は凍える寒さですが。)そろそろイチゴにマルチを掛けようと母が言うので、暖かくなってから取りかかりました。
まず、イチゴは「とても清潔好き」なので、茶色になった古い葉を取り除きます。それから、うねの周りを鍬でけずり、畝が台形になるように土を形づくります。
そのあと、なんと爪楊枝をイチゴの苗の中心近くに刺します。(決して、いちごの苗を刺してはいけませんが)
次はふたりで黒マルチを持って斜めにならないように張ります。この時に風が吹いてくると大変です。端まで一度に引っ張ってはり、鍬で両端に急いで土を載せ、ピチッと張ります。
写真を見て下さったらわかると思うのですが、マルチに隠れてしまったイチゴを爪楊枝を頼りに場所を探し、ナイフで切ってイチゴ苗を手でそっと引き出します。なかなか難しいです。
黒マルチを掛けるのは「地温を上げるため」、「草を防ぐ」、「イチゴに土がつくのを防ぐ」ためだそうです。赤いイチゴが採れるまでにはまだまだ色々な世話をしなければなりません。