新型コロナの感染の拡大で、昨年は出来なかった歌舞伎の公演ですが、今年は早い時期から、粟井春日歌舞伎保存会の皆様が秋には必ず、やろうと話し合っておられました。それは、あまりに歌舞伎をやらない年数が続くと、伝統が繋がらなくなってしまうという危機感のためでした。今年は感染対策を厳重にして、1日だけ、昼からの公演で行おうと計画されていました。行くと受け付けでは体温をはかり、ソーシャルディスタンスをとっての観劇でした。パートナーは着物を着て、三番叟の三味線伴奏をするというので、舞台の中に入っていきました。子どもたちがしっかり踊りを覚えていて、リズムもよくとてもよかったです。後半は「熊谷陣屋」歌舞伎の代表的な演目でした。