美作地域でも稲刈りはほぼ終わりましたが、今日は珍しい稲刈り?作業を見たのでお知らせします。稲を籾だけでなく茎や葉と一緒に刈り取り大きなロールにし、そのロールを白いビニールで包んでいました。これは、WCS(ホールクロップサイレージ)と言って牛の飼料をつくっているものです。米の消費が減って、米以外の作物への転換が長い間進められていますが、水稲は比較的栽培が容易で、既存の農業機械が使えるので農家にとっては魅力があります。WCSのほか最近では飼料用米の生産も徐々に増えていますが、畜産農家からすれば円レート等で割高な飼料になる場合もあります。更にTPPが本格的に動き出せば今後がどうなるのか見通せません。