2016/02/09 農園でのプチ楽しみ
今日は午前中はみぞれが降り、午後には冷たい強風の中一日中ぶどう園での作業でした。(午前中はハウス内でしたが)
こんな厳しい条件下での農作業ですが楽しみがあります。それは暖かいコーヒーと甘いお菓子での休憩です。園の近くにコンビニがあるので作業の日は毎日のように作業着のまま好みのものを買いに行き、一人でぶどうの樹を眺めながら楽しんでいます。タバコは吸わないのでこの楽しみだけは続けてもいいかなと思っています。
今日は亜主枝の位置下げをしました。亜主枝は今までは誘引線に付けていましたが、線から10㎝下げてつるしました。こうすることで亜主枝から上むきに伸びる結果枝の誘引が簡単できるのではないかと期待しています。(品種によっては下げない方が良いものもありますが‥)
今日で、ぶどうの予備剪定(亜主枝から約40㎝残した剪定)を終了しました。最終剪定は今月末にしようと考えています。この間は棚の鉄管の錆止めや土づくりをしようと思います。
近くに大変管理の行き届いた美しいアスパラガスの畑があります(冬の今の時期は何もありませんが)。80歳を過ぎたYさんが一人で栽培して直売所で販売しておられる園です。農協の栽培推進資料では10aの販売額目標を収量1000kg、kg単価1200円の120万円と計算していますが、Yさんは目標を大きく上回っていることは確かです。Yさんはアスパラガスの他にもキャベツ、白菜、葱等を販売しておられるのでかなりの収入を上げておられると思われます。
年をとってからも体を動かし元気に農業をして収入を得る方が増えてきて欲しいものです(自分も頑張ろう)。
今日、2月7日日曜日に美作市野球場でたこあげ大会がありました。なんと、36回大会で大変長く続いている行事です。今日は役員として参加しましたが、昔は小学生の息子たちを連れて参加したものでした。
なかなか凧は揚げるのが難しく、親の方が一生懸命になり、親のたこあげ大会のようだったことを覚えています。その時にも美作ライオンズクラブの皆さんが作ってくださったうどんがとても美味しかったのが思い出です。
立春を過ぎて、日差しが少し春めいてきました。(朝、晩は凍える寒さですが。)そろそろイチゴにマルチを掛けようと母が言うので、暖かくなってから取りかかりました。
まず、イチゴは「とても清潔好き」なので、茶色になった古い葉を取り除きます。それから、うねの周りを鍬でけずり、畝が台形になるように土を形づくります。
そのあと、なんと爪楊枝をイチゴの苗の中心近くに刺します。(決して、いちごの苗を刺してはいけませんが)
次はふたりで黒マルチを持って斜めにならないように張ります。この時に風が吹いてくると大変です。端まで一度に引っ張ってはり、鍬で両端に急いで土を載せ、ピチッと張ります。
写真を見て下さったらわかると思うのですが、マルチに隠れてしまったイチゴを爪楊枝を頼りに場所を探し、ナイフで切ってイチゴ苗を手でそっと引き出します。なかなか難しいです。
黒マルチを掛けるのは「地温を上げるため」、「草を防ぐ」、「イチゴに土がつくのを防ぐ」ためだそうです。赤いイチゴが採れるまでにはまだまだ色々な世話をしなければなりません。
今日は諸用で東粟倉に行きました。
我が家から車で45分程のところにある岡山県下最高峰の後山(1344m)の麓の地域(旧東粟倉村、現美作市東粟倉)です。
東粟倉には愛の村パークやベルピール自然公園等見所が多くありますが一番は山々に囲まれた地域そのもので私の好きな地域の一つです。
今日は車で地域内を周りましたが森に続いた良く管理された棚田が目についたのでお知らせします。畦の高さが5~10mもある区画整理で整備された水田が広がっていました。見る者にとっては美しい景色ですが農地を管理されている方の苦労は大変だろうと想像されます。
今の農業は大規模化、効率化が求められていますが、東粟倉にあるのような水田も守っていきたいものです。東粟倉は区画整理(ほ場整備)ができているだけ恵まれているとも言えますが‥‥。
今日は諸用で津山に出て一日中デスクワークだったのでした。
特に書けそうなこともなかったのでが諸用が終わった後、近くの津山城跡(鶴山公園)に寄ってみました。津山城のことは以前にも何度か書いたように日本三大平山城?だとか桜の名所日本百選の1つだとかありますが、今日はその石垣の壮大さに圧倒されたので書きます。
津山城跡の石垣は大まかには3段構造で、下の一番大きな石垣は10m以上あるそうです。冬の今の時期は各段にある桜も葉がなくて石垣全体をみることができ、そのスケールの大きさに圧倒されます。津山城再建の話も聞かれますが、城は無くても存在感はバツグンでかえって古城のイメージを想像させてくれてます。
冬の津山城跡は一見の価値ありです。(写真ではスケールをお知らせできないのが残念です)
2016/02/02 ぶどうの剪定スタート
今日からぶどうの枝の剪定を始めました。
本当はまだまだ寒い日があるのでもう少し遅らせて始めたほうがいいのかもしれませんが、色々と行事があって農作業時間を十分取れないので早めに始めました。今日は第3ファームの植栽3年目の余分な枝の剪定をしました。第3ファームは水田を果樹園にしたものでぶどうの生育が強いため、結果亜主枝を早くから8本にしぼっているとその枝が徒長してしまうため、枝を倍残して生育を分散させていました。今日は余分に残していた枝をのこぎりで切り取りました。切り口が結構大きいので、切り口の乾燥と病気予防をかねて切り口にトップジンMペーストも塗りました。
まだ2月になったばかりですが忙しくなります。