余寒は２月４日から寒さが続くころだそうで、余寒見舞いを出したりするそうです。美作市の南に位置するわが家ではなんとか水仙は咲いていますが、他の花はまだこれからです。梅は１月に剪定した頃から見ればだいぶ蕾が膨らんでいますが、まだ咲いていません。オオイヌノフグリやホトケノザの花もこれからです。もう少しすればいやというほど花が咲いて草取りに追われます。ともあれ、余寒は小寒・大寒が開けてもまだまだ寒さが残ることをいいます。北海道や新潟など大変な雪が降り、生活に影響しています。これ以上寒くならないことを祈ります。

わが家の隣の畑に昨年から小さなぶどう用の鉄パイプハウスを建てています。近くの高齢の方が作業用に使っていたハウスで農業を止めるので頂いたものです。おおまかには昨年の今頃建てていましたがビニールを張らずに中でぶどうを育てていました。今年は３月終わりまでにはビニールを張ろうと考えて今日から準備を始めましたが、古いハウスなので鉄材料が錆び付いてそのままではビニールが張れません。鉄ブラシで錆を落とし、防錆ペンキを塗ってから補強の組み立てです。

今日も朝から一日中粉雪の舞う寒い一日でした。そんな中、朝８時から地区有志による河津桜の下草刈りと枝の剪定がありました。下草刈りは再来週に行われる堤防の草焼きで桜の木に火が付かないようにするために株元を綺麗にしておくためのものです。参加者は寒い中草刈機で作業をおこない堤防は綺麗になりました。また、枝の剪定は、枝が混み合って枯れ枝が出来ないように枝を間引きました。ここ数年剪定が出来ていかったので切り枝が多く軽四トラックで往復しして空き地へ運びました。３月中旬から堤防は濃いピンクの花で覆われ花見を楽しむことができます。

芽が出たチューリップの回りに草がたくさん生えていて気になります。今取らないと取れなくなってしまうのでがんばって草取りをしました。寒い冬の季節に根を張っている草なので、細い茎なのになかなか抜けません。風がビュービューと吹く中で作業していると散歩をしている人が「寒いでしょう。」と声をかけて通っていかれました。

今日からぶどうの枝の本剪定開始です。
仮剪定は電動鋏を使ったので比較的簡単にできたのですが電動は手動に比べ切り口が滑らかになりにくいので晴美ファームでは本剪定は普通の鋏を使います。また、芽の方向、充実度等を確認しながら剪定しなければならないので手動の方が良いと思っています。しかし、手動での剪定は手首への負担が大きく１日に剪定する本数を制限しなければいけません。晴美ファームの剪定枝は１万本ほどありますが２月末までに終れば良いので他の仕事もしながら気長に剪定しようと思っています。

ようやく残っていたハウス内のぶどう（サニードルチェ）のﾞ抜根がわりました。晴美ファームでは今春ぶどう３本を新しい品種に植え替えます。ハウスがわが家から少し離れているために今日までニユンボの運搬ができずに残していましたが友人から普通トラックを借りようやく作業ができました。しかし、ハウス内での抜根はハウス補強ための鉄管が邪魔になりユンボを小刻みに使わなければいけずほぼ一日中かかってしまいました。３月には同じ赤系のクーンニーナを植える予定です。

今日は旧正月。親戚が大きな鯛を食べてくれ、と持って来てくれました。写見を見てください。見たことが無いほど大きいものでした。つらが大将！！でしょう。体長４８センチもあります。さばくと腹の脂がすごいです。見たことが無い（またまた）ほどの厚い脂の層でした。透明のきれいな厚い身を塩をして焼いて食べました。美味しかったです。

毎日寒い日が続いていますが防寒対策をしてぶどうの作業をしています。こんな中、晴美ファームのぶどう園の周りでは麦が頑張って大きくなってきています。
この麦は美作市が地域特産品として栽培と利用を推進している「もち麦」で、正式名はもち性大麦品種の「キラリモチ」です。植物繊維が多く含まれていて腸内環境の正常化等に優れ、米と一緒に炊いても色が付きにくいのが特色です。美作市では市民の健康増進のためイメージキャラクター「もち麦ファミリー」や利用レシピ等を作って利用拡大を図っています。道の駅彩菜茶屋でお買い求めできますので是非ご利用下さい。