まだ４月だというのに異常な暑さです。気象庁の発表では近くの津山市で２９．２℃でしたが我が家の温度計では３０℃を超えて真夏日でした。今日はハウスぶどうの株元に落葉と細断茅を敷き、第１ファームは終えることができましたが午前中でも暑くて作業が苦痛でした。
この暑さが続くとは思いませんが今年は全体に気温が高い予報がでているのでぶどうの着色に悪い影響が出ないか今から心配です。

昨日からポピーが咲き始めました。しかし一斉に咲き始めたのは紫色の栽培してはいけないけしの花なので、昨日は全部抜いてしまいました。ところが、今日朝、ハウス横に行ってみるとまた紫のものがたくさん開いていました。中には写真のような赤い綺麗な花も咲いていますから追々に見頃になると思います。

農作業は今日もブドウの株元の茅入れでした。思いのほか落葉がたくさん必要で、もう一度落葉を拾いに行ったりして、ピオーネの残りとハウスの中を重点的に行いました。ハウスの中もふかふかの株元になりました。

少し例年より早いのですが、落葉と茅入れを第一ファームのピオーネから始めました。
冬からに一度は草を取っている株元ですが、もう草が大きくなっていて、茅入れまでに次のような準備が必要です。
まず、一番に草取り、きれいにくさを取ります。
２番目に整地。ブドウの樹を中心に直径５～６ｍの大きさに幅３０㎝、高さ５～１０㎝の囲いを作りその中は平らに均します。
３番目に落葉敷き、円内に４袋の落葉を敷きつめます。
最後が茅撒き、先日細断した長さ９㎝の茅を落葉の上に撒き完了です。
今日は４本だけしかできなかったのですが１本の樹に４袋も落葉を使ったので今集めている袋だけでは足りそうにありません、明日からは同じ作業をぶどうの残り３２本と桃・梨・リンゴ・杏の計１７本にしながら落葉集めもしなければいけません。連休前には終わりたいのですが、芽かきもあるし‥‥

あけびがただ今花盛りです。雌花と雄花があり、紫の花のような形のものが雌花、近くの房のようなものが雄花です。たくさん咲いています。これが全部、実になると大変ですが、きっと自然に落果して適当な数になるのだと思います。さて、そもそも“あけび”を育てる価値があるかどうかこの冬迷いました。昨年の秋、できた“あけび”を食べてみたのですが種が多くて美味しくなかったのです。しかし、もう一年作ってみようということで、ブドウに植え替えられずに生き残りました。調べてみると若いうちに油料理にも出来るそうで、味噌炒めや皮の天ぷらなどがよいそうです。挑戦してみます。

トンネル被覆栽培のピオーネが今日萌芽です。農ポリ張りを早くしたり、株元に農ポリを敷いて地温を上げようとしたりしたのですがやっと芽がでました。
桜や桃の開花が平年より１週間程早かったのにピオーネは平年とほとんどかわないというのはどういうことでしょうか？ピオーネを少しでも早く収穫したいと色々しているのですがなかなか‥。明日から週末にかけてだんだん気温が上がる予報なので生育が早まるのを期待しています。
ハウスの中のシャインマスカットとサニードルチェは既に葉が４～５葉開いているのがあり今日は下向きや枝の先に出た芽をかぎ取りました。

今日は１日中、第３ファームの草刈りと枝のロープの掛け替えでした。たんぽぽがあちこちで咲き、これから種子ができるとますますたんぽぽが増え困ります。たんぽぽだけにスポットで草枯らしをする方法もありますが、極力薬を使いたくないので、草刈り機でたんぽぽを深く刈り取ることにしました。土まで削り取るために古い刃にして、根っこを掘りましたがさてさてどのくらい保つかなと思います。しかし、とてもきれいになりました。

桜が散り、景色が少しさみしくなっているところですが、ここ、つつじ公園（仮称）はつつじが満開でとても見頃です。ここは豊国原の壮年部有志の作る五十嵐会が整備している場所で、桜、もみじなどがたくさん植えられています。広い芝生もあり、天気の良いときにはお弁当を広げて食べられる絶好のハイキング場所です。インターチェンジ付近が広く一望できます。五十嵐神社にもお参りしてお願いをするとよいですね。

今日は１日中茅の裁断作業でした。
朝、リース会社から裁断機を借りてきて９時から第３ファームから作業開始、第１、２ファームと続いて細断しました。２人での作業でしたが、昼食以外は休むこと無く続け、終わったのは３時過ぎだったので６時間以上のハードな作業でした。２０㎝束を約１９０束も細断したのですごい量の細断茅ができ、連休に果樹の株元に落葉を敷き詰めた上に撒きます。
晴美ファームでは果樹を落葉と細断茅で土づくりと乾燥防止、更に雑草を抑制して美味しい果実を育てています。

桃・梨・杏の花の満開も過ぎ、今はリンゴの花の満開。ぶどうは萌芽直前といったところです。今週末にはまた天気が悪くなるとの予報なので午後から防除作業を行いました。
最初に桃・梨・リンゴは毎年モモチョッキりゾウムシの被害が多いのでその対策、続いて、ぶどうは昨年、晩腐病が見られたのと今冬の枝の選定時にブドウトラカミキリの幼虫が見つかったのでその対策、としての防除をしました。防除を始めるの前には風もほとんど無く良かったのですが始めてから吹き始め、ぶどうの時には飛び散る方が多いくらいでした。
防除の効果があったかどうか分かりませんが、とりあえず防除したということで今年の本格的な作業開始です。

今日は息子と２人の母といっしょに“あわくらんど”に食事に行きました。美作のこの辺りは完全に散ってしまった桜ですが、西粟倉あわくらんどの近くではまだ花びらが残っていて花見が出来ました。美味しい猪汁や豚カツ定食などで、お腹も満たされ嬉しい時を過ごしました。写真は“あわくらんど”のお土産です。