2016/10/10 粟井春日歌舞伎 その二
10月9日、昨日の晩は二日目の春日歌舞伎でした。昨日は「三番叟」、「蘇我対面」、「鬼一法眼三略巻」の三つの演目でした。
小学生が演じるのもハラハラどきどき、よく覚えているなあと感心して見るのですが、大人の方が演じられる歌舞伎は本当に面白いのです。
「蘇我対面」は朝比奈(あさひな)が言う「さかづき、やっちゃあ、くんさるべえか~」という台詞がとても有名です。今回は花魁役にカンボジアとベトナムから美作市にきている2人の女性が挑戦しました。
そして、昨夜の歌舞伎のことで皆さんにお知らせしたいのは、「春日歌舞伎」に後継者ができたということです。それは平成15年に粟井小学校の6年生として「子ども歌舞伎」を演じた若者が「鬼一法眼三略巻」を立派に味わい深く演じきったのです。牛若丸、鬼三太等等の方は手の動き、指の使い方、声の色、言い方が素晴らしかったです。おっかけファンになりそうでした。
2016/10/09 五座神社の秋祭り
豊国神社の分館である五座神社は神輿の御旅所になっています。神輿に神様を乗せて、各地を見て回られるとき、毎年、御旅所にちょっと一休みされて、旅に出られるそうです。今年は下香山が神輿の当番で13人の人が担ぎ手で「わっしょい、「わっしょい。」と北山から豊国原まで担いで来られました。美作インターやスーパー、マルナカなどもあり、しっかり皆さんに秋祭りの様子を見て頂いたことでしょう。
五座神社では朝から、奉納相撲があり、小学生から小さい幼児までが順番に相撲をとりました。最初は遠慮がちだった高学年の子どもたちも2巡目くらいには力強い大一番などもみせてくれました。
それから、神輿を待って、神事(しんじ)を行いました。われわれは当家(とうや)なので、朝からおにぎりを作り、掃除をしたり、紅白の幕を張ったり、栟(へい)を作ったりして万端整えて、頑張りました。お神輿の担ぎ手の皆さんに、おにぎりやオードブルなどの接待をしたり、神官さんやお供の皆さんにお酒を飲んで頂いたりと大忙しでした。
当家のメンバーも行動を共にするうちに、気心が知れ、初めは遠慮がちだった会話もはずみ、連帯感が生まれてきたようでした。この頃は田舎でも、普段は話をすることもなく、仕事に出て、夜や休みは家にこもっているようなことなので、本当に久しぶりに色々話すことができてよかったです。お酒が入り、とても楽しそうになっていた人もいました。
2016/10/08 粟井春日歌舞伎
2016/10/07 今日もよいお天気でした
昨日、勝田地域でぶどうの講習会があり、講師は勝英農業普及指導センターの先生でした。土作りのことや、先日のフタテンヒメヨコバイの来年度への影響のことなどいろいろ知りたかったので、参加していたのですが、急用ができ、途中で失礼することになりました。資料はいただいて来たのですが、わからないこと、また聞きますので皆さん教えてください。
今日もよいお天気で秋らしい日でした。ただまだ暑くて半袖がよいくらいです。また蚊も多く夏場の風物詩蚊取り線香も片付けられません。
2016/10/06 台風一過、今日は良い天気
雨ばかり降って大変だった9月が過ぎ、今度は台風。台風が過ぎ去った後、やっと今日は久しぶりの良い天気でした。これから、秋晴れの日が続くとよいのですが。
ぶどうは残りがだんだん少なくなり、また一番の旬の時期も過ぎつつあります。瀬戸ジャイアンツ、赤嶺、シャインくらいが残っていて早く直売所に出さないと言うところです。まだたくさん直売所の値札はあって、これを全部つかえるのか?と不安になります。
2016/10/05 西の高野山?真木山
朝、ぶどうの収穫にハウスに行ってビックリ。
枝にさわると小さな虫がワッと飛び顔に当たってきました。その数すごい量。今までハウスで見たこともなく、昨日も全然いなかったのにビックリです。家に帰って調べてみるとフタテンヒメヨコバイらしく、葉の汁を吸って弱らせ多量に発生すると着色系ぶどうでは色つきを悪くして品質を下げるそうです。もう少し収穫できる房が残っていて農薬は使いたくないのでホームセンターにではえ取り粘着テープを購入して下げて枝を揺すってみました。
結果はご覧のとおり。原因はハウスの周りの稲刈りが進んで葉汁を求めてまだ青いぶどうの葉に集まってきたのか??
来年大発生しては困るので、今週末にぶどう終了次第防除しようと思います。
2016/10/03 台風前の秋祭り準備
最近雨の日が多く、早生品種でもまだ稲刈りが終わっていない田があります。また、よく乾いていない田を無理して刈ったところでは田が荒れてすごいことになっています。コンバインの方にも負担がかかったと思われます。農業は気候に振り回されて大変です。
昨日の日曜日は五座(いつくら)神社と豊国神社の秋祭り(10月9日(日))の準備をしました。自治会役員と担当の地域組が朝8時から参道にのぼりを立てたりしめ縄を張ったりしました。台風18号が近づいているので準備を台風通過後まで遅らせることも考えましたが祭りの直前に準備をしても祭りの盛り上がりがないので思い切ってやってしまいました。台風でのぼりが倒れたりしないか心配です。
2016/10/02 里見孤舟追悼展
私(邦子)の書道の先生は里見孤舟先生です。先生が亡くなってからはもっと聞いておけば良かった、もっと何回も練習して見て頂いたらよかったと後悔することばかりです。
今日は里見孤舟先生の追悼展に行ってきました。先生は1927年(昭和2年)神戸に生まれ、18才のころから美作市南海(その頃は作東町南海)に住まれており、小中高等学校の教師をしながら、書の修行をされ大成されました。
数々の個展や講演をされていますが、特に書の何派に属すとかいうことがなかったので、やわらかい思考で、生活に根ざした作品がここ美作市にたくさん残っています。
美作市は温泉があるので、そのお風呂に入るところにかかっている「のれん」、たくさんの旅館のお部屋に飾ってある「額」や「軸」、大きなお皿などの焼き物。
また、学校の校歌や校名を書いた表札。わが晴美ファームの木の表札も里見先生が書いてくださったものです。
またまた、田中酒造さんのお酒のラベルの字。スーパーでもよく見かけるこのラベルは全部、里見先生の字だったのです。驚いてしまいました!先生は「ぼくの字は彩書と呼ぶことにしよう」と言っておられましたが、瞬間、瞬間にできた作品がぼかしのような淡いうつくしい色をしていました。「失敗を成功に替える。」というのが里見先生のモットーでした。展示は10月9日までです。皆さんご覧になってください。