ハウス横に植えていた早生チューリップが開花しました。

真っ赤なユリのような形の花です。草丈が低く葉が少ないので余計に赤い花が目立ちます。他のチューリップより早く３月初めに咲くので道行く人から好評です。品種名は分かりません。２０年程前にオランダで購入して持ち帰ってものを毎年球根を増やして確保してきたもので、ネットで調べてもでてきません。毎年草丈が小さくなってきているように思えますが大切に保存していきたいと思います。

今日は１日中青空の広がる気持ちの良い１日でした。
仕事の方は朝から晩までハウスの中のぶどうの皮剥き作業をしました。皮剥きは皮の間に害虫が卵を残したりして発生源になることを防ぐために剝くことです。晴美ファームでは自分で作った専用の皮剥ぎナイフを浮皮の間に差し込んで剥いでいます。太い幹の皮は気持ち良く大きく剥けるのですが、結果主枝の皮は剪定した結果枝が沢山あるため剥けにくく時間がかかります。
まあ、今年全部を終える必要もないので出来るだけやるつもりです。

親戚の叔母が１０年くらい前からずっと作って飲んでいて、体調が良いというので、我が家も黒豆酒を作ることにしました。黒豆を鉄鍋でゆっくりと炒り、日本酒を入れました。３合の黒豆に１升のお酒を入れ、１週間ほど置くと飲むことができるそうです。黒大豆のポリフェノールが血液をさらさらにするそうです。

晴美ファーム第２ファームの梅が開きました。まだ、満開というところにはいきませんが、紅梅、白梅ともに美しいです。梅は桜のように、いつ開花予定と予想することが難しいらしく、気温や乾燥、日照などでずいぶん早く咲いてしまったり、開花がとても遅かったりするそうです。今年の開花は例年どおりくらいかなと思っているところです。

ピンク色の紅梅がとてもきれいで、見頃でした。木が古くなっているものもあるので、梅の実はあまり豊作の期待が持てません。

晴美ファームでは、ぶどうの枝を鉄線に固定するのにトンネル農ポリを固定する時に使うハウスバンドを利用しています。ハウスバンドは強く自然状態では切れることがないので枝を固定するには適しています。しかし、強いだけに枝が生長して太ると枝にくい込んで先の生育を妨げてしまいます。そこで、枝の生長に合わせてバンドを緩めなければいけません。今日からバンドの緩めを始めましたが、なにせ１本のぶどうの樹に７０～８０箇所も固定しているのでそれを一度解いて結び直すのは大変な作業量です。芽が出る４月中旬までに結び直せばいいので急ぐ必要はないのですが、農ポリ張り等他の作業もあるので集中して早く終わらせようと考えています。

今日はぶどうの芽傷処理をしました。
これは、ぶどう特にピオーネは主枝の基部から中間にかけて発芽しないことが多いので枝に傷をつけて発芽しやすくする作業です。芽の先端方向２～３㎜離れたところにノコで形成層に達する傷を付けます。晴美ファームでは瀬戸ジャイアンツの延長枝が太く発芽しない心配があったので瀬戸にも芽傷処理をしました。
発芽をより良くするためには芽付近に液肥を塗るとよいのですが今日はできなかったので後日する予定です。

今日は予報通り１日中雨。しかし、ハウス内で作業はできます。
残っていたぶどうサニードルチェの苗木を植えました。サニードルチェは赤系のぶどうでパリパリした食感とりんご味が好評で購入希望に応え切れていなかったのでもう１本植えることにしました。成木になるまでに４～５年かかりますが美味しいぶどうが増えることを期待して育てます。
今日、ハウス内のクイーンニーナに水がまわり、剪定口から水が落ちているのを確認しました（根が吸水を始めた証拠）。他の品種はまだなので今年第一号です。

今日も気持ちの良い動いていると暑いぐらいの１日でした。
しかし、明日は雨の予報なので土がべとつく前に苗木を植えることにしました。植え穴を掘り、根が四方に伸びるよう配置し、呼び水をしてから株元の根が少し土に隠れる程度に土を盛り最後にもう一度水をやりました。今日はとりあえずぶどう３本と梨と桃各１本を植えましたが苗木は購入時のままの長さなので後日短く剪定する必要があります。明日雨が降ればハウス内でぶどうの苗木を植えようと思います。

昨日は親戚の葬式があり広島に行って来ました。
葬式に参列すると亡くなられた方とその家族のことを考えますが“、合わせて自分自身の今の生活やこれからのことも考えさせられます。自分ももう６３才になってしまいました。あと何年農業ができるか‥。葬式の後、世羅町の幸水園を訪ねました。山林を開いた広い農園で規模の大きさに驚かされます。樹の仕立て型は、ほとんどの樹が幹２本仕立てでした。晴美ファームは４本仕立てで少し混みあっているので新しく植える豊香は３本仕立てにしようかと思います。
今日は、第２ファームの整地と梨と桃の植え場つくりをしました。これでぶどうとともに今春の植え場づくりは完了です。

兵庫の春の風物詩、“いかなごのくぎ煮”を今年も頂きました！！我が家の春の風物詩とも言えるくらい本当に大好物の“いかなごのくぎ煮”をいつもありがとうございます。とてもとてもおいしく上手に炊いて下ったイカナゴをレターパックで送って頂きました！あたたかい白ご飯に“いかなごのくぎ煮”をのせてパクッ！　とても美味しいです。

ネットで調べてみると、２月の下旬ごろイカナゴ漁の解禁になると新鮮なイカナゴが水揚げされ、お客さんが容器を持って買いに来られて賑わうと書いてありました。いつもお魚を買って、それをお鍋で炊いて送って下さっていることに大感謝です。炊き方もレシピが載っていましたが難しそうでした。感謝して美味しく頂きます！！