2015/10/11 豊国神社の秋の大祭
一つ目は初の黒大豆枝豆の収穫農業体験です。今日は大阪からお客さんがありました。黒大豆枝豆は収穫後の味の劣化が強いので、本当のおいしさを味わってもらうためには直売所か収穫体験で購入するのがベストです。ぜひ我が家でも、収穫体験をしていただきたいと考えていたところ、連絡があったのでとても嬉しかったです。今日は本当に、“採れたて”を味わっていただき、(バタバタしていて、茹でるのが来られるぎりぎりになってしまった!)“採れたて”を持って帰っていただけたのが良かったかな。と思っています。
二つ目はみかんの収穫。大イベントではないのですが、こんなにみかんがたくさん実ったのは初めてなので、思わずカメラを取りに帰って記念撮影してから収穫しました!!でも、残念ながら少し酸っぱいです。
美作地域でも稲刈りはほぼ終わりましたが、今日は珍しい稲刈り?作業を見たのでお知らせします。稲を籾だけでなく茎や葉と一緒に刈り取り大きなロールにし、そのロールを白いビニールで包んでいました。これは、WCS(ホールクロップサイレージ)と言って牛の飼料をつくっているものです。米の消費が減って、米以外の作物への転換が長い間進められていますが、水稲は比較的栽培が容易で、既存の農業機械が使えるので農家にとっては魅力があります。WCSのほか最近では飼料用米の生産も徐々に増えていますが、畜産農家からすれば円レート等で割高な飼料になる場合もあります。更にTPPが本格的に動き出せば今後がどうなるのか見通せません。
2015/10/08 ぶどう園に牛糞堆肥散布
10月に入り、美作地域では黒大豆枝豆の出荷が始まりました。
枝豆には山形県のダダチャ豆や新潟県の茶豆など有名なものがありますが、私は黒大豆枝豆に勝るものはないと確信しています。収穫したての黒大豆枝豆の旨み、食感は絶品ですが、収穫後急速に旨みがなくなってくるので生産地以外ではなかなか本来の旨みを味わうことが出来ないのは残念です。
今日は、「晴美ファーム」の黒大豆も大分実が太ってきたので初収穫して味わってみました。収穫したばかりの莢を水洗い塩もみして沸騰した湯で茹でます。茹でる時間は実の固さの好みで、私の場合はやや堅くなるように茹でる時間を調整します。美味すぎて、食べる手が止まらず食べ過ぎには注意です。
2015/10/05 地松茸を頂きました。
2015/10/04 粟井春日歌舞伎のご案内
今月、10月10日と11日の夕方、美作市粟井中315ー1 粟井春日座で歌舞伎があります。春日歌舞伎は粟井地区に伝承されてきた「農村歌舞伎」です。長和2年(1013年)に春日神社が創立され、その祭神は芝居好きと言われ、明治初期、境内に舞台が作られました。その時から粟井村の有志が奉納歌舞伎を舞うようになったそうです。しかし昭和30年以降、粟井だけでなく各地にあった、地下芝居が衰退していく中、粟井地区では昭和52年安東正会長さんを中心として、粟井春日歌舞伎保存会ができました。美作市重要無形民俗文化財にも指定されています。
子ども歌舞伎もあり、みなさん、本当に一生懸命練習をされています。粟井地区にUターンされた青年の方や地域おこし協力隊のかたなど、新しいメンバーの方もがんばっておられます。
そのお囃子の三味線にちょっとだけ、出させていただけることが嬉しくて、今日は練習に行って来ました。
「晴美ファーム」ではぶどうを11品種36本植えています。
果皮の色別に分けると青(緑)系はシャインマスカット5本、瀬戸ジャイアンツ9本、ロザリオビアンコ1本、黄玉(おうぎょく)1本、赤系はコトピー2本、クイーンニーナ1本、サニードルチェ1本、赤嶺(せきれい)1本、黒系はピオーネ13本、オリエンタルスター1本、キャンベルアーリー1本です。
植えている本数から分かるように岡山県の代表品種ピオーネは捨てられないメイン品種ですが、「晴美ファーム」の特色として力を入れたいと考えているのが「瀬戸ジャイアンツ」です。ところがこの瀬戸に新たな問題発生です。渋さが抜けないのです。今日も収穫しましたが色の方は青から既に黄色がかってきているのに食べると口の中にピリッとした刺激が残るのです。
近くで大規模にぶどう栽培をしている人からも情報を得ましたが、多くの人が瀬戸の渋抜けには悩んでいて諦めて樹を伐採した人も多いそうです。来年には房数が増えるので販売出来るのか心配になってきました。渋抜けができないのなら早めに伐採して他の品種に植え替えた方がいいのですが‥。頭の痛い問題です。どなたか瀬戸の渋抜けの方法を知っている方があれば教えて下さい。
昨日の寒くうっとうしい天気から一転し朝から晴れる気持ちのいい秋日となりました。ぶどう園の周りのコスモスも満開、散歩する人からもお褒めの言葉をいただきました。今日は諸用で奈義町にいきましたが、早くも黄色く紅葉した銀杏の葉が青空をバックに映えていました。
夕方、台風対策として防風ネットに補強的に設置していた黒寒冷紗をようやく取り外しました。防風ネットも一部2重にしているので更なる補強は必要ないのかもしれませんが、念には念を入れて寒冷紗を垂らしていたものです。「風を止めすぎると棚自体が倒れる恐れがあるよ」と注意してくれる人もいましたが、強風でトンネルが大きく揺れるのをみるとほおっておく訳にはいきません。